
深夜アニメを観ていたら懐かしいライアーゲームがアニメになって放送されていました。
ドラマ版の懐かしい話や、原作が終わってからの着地点の話など、およそ20年前のドラマとは違う点にも迫ります。
ライアーゲームは「うそつきのゲーム」と思われがちですが、正直者の話って言ったら皆さん信じます???
目次からジャンプできます。
連載開始20年目のアニメ化!
ふと、夜中に放送していた『ライアーゲーム』。懐かしいと思ったのは、私だけではあるまい。
2007年にドラマとして大ヒットした作品です。
原作は2006年に連載開始されたコミックなのですが、ドラマ放送時はまだ連載中だったため、最終的な着地点や真相が分からないまま話が進みました。
大ヒットした理由の一つとして、脚本がものすごく良かったことが挙げられます。
原作が終わっていないうちにドラマがどんどん先行したので、原作とドラマは味わいが違って、それぞれ面白い作品になりました。
ですが、今回は原作が終了してからのアニメ化なので、かなり漫画原作に忠実な形で話が進みます。
ちょっと違うのは、携帯がスマホになったことでしょうか?
それともう一つ、お札の柄も変わりました(笑)
ライアーゲームとは、その名の通り「うそつきのゲーム」。
お金を奪い合うゲームです。
でも、暴力的に強奪するのではなく、相手を騙すことでお金を自分のものにします。
こんなこと、合法的なの? というツッコミがありそうですが、これはクローズドな世界で行われます。
合法か非合法かという話になれば、非合法なのでしょうが、そういうことに頭が回らない人たちの中で繰り広げられます。
そして、「ライアーゲーム事務局」というもっともらしい組織の中で、何かとルールがあるのです。
事務局との基本関係
参加者は、事務局からゲーム資金を貸与される形で参加します。
ゲーム終了時には、その資金を返済するルールです。
勝者が次のゲームを棄権すると、事務局側に利益が出る構造もあります。
取り決めのポイント
途中で何もしない場合、両者とも1億円を返して終了できるケースがあります。
勝者が辞退すると、勝ち分の半額などが事務局の取り分になるという説明があります。
敗者復活戦でも、事務局が損得を計算する仕組みがあり、参加者同士の分配や借金の扱いが重要です。
ざっくり言うと
事務局との取り決めは、「借りた資金を使って勝負し、条件に従って返済する」
「勝った後の行動によって事務局の利益が変わる」というルールです。
なので、単なる勝ち負けだけでなく、辞退・分配・返済まで含めて考えるのが『ライアーゲーム』の特徴です。
いきなり選ばれて、お金を渡されて、それを奪われてしまったら借金を背負うことになる。
こんな理不尽な話なのですが、意外にも勝ち進む人は「正直な人」なのです。
最終的に、人を信頼して人を救った人が勝ち上がるのです。

これも「え~~~っ!」と思う人も多いでしょうね。
うそつきのゲームなのに、正直者が勝つの?
主人公のナオも途中で指摘していますが、ライアーゲーム事務局が儲けるのは、誰かが自分の欲にまみれて大金を得た時なのです。
つまり、大金を得ない代わりにプレーヤーが協力し合えば、誰一人借金を負うことはないのです。
ただし、そんな言葉よりも目の前の大金に目がくらまずにいられる人間は少なく、ライアーゲームは熾烈を極めていくわけです。
フクナガのキャラクター

面白いのは、フクナガのキャラクターです。
実写のドラマや映画では、フクナガはキノコ頭の強烈なキャラクターでした。
それも、演じる鈴木浩介さんの怪演とも言える独特の演技は、心に残っている人も多いでしょう。
この面白いキャラクターが、今回のアニメでは原作漫画の設定に寄せられているので、ずいぶん違うイメージに思う方もいるかもしれません。
裏切り続けるかと思えば、力強い味方になったりもする、目の離せないキャラクターです。
私個人としては、このキャラクターが一番好きかもしれません。
ライアーゲーム事務局の正体
ものすごい資本力のある事務局です。
いったい何者なのか、終盤まで分からないまま話は進みます。
仮面をかぶった人たちは、何か特定の正体がある人たちなのか?

実は原作でも、はっきりと言明されるわけではなく、「雰囲気で察してください」という形になります。
原作者の思い
何故、バカ正直のナオが主人公なのか?
何故、ライアーゲームなのに信じることなのか?
今回の原作者の言葉にすべてが盛り込んであるように思います。
原作者 甲斐谷忍
「週刊ヤングジャンプ」誌上での『ライアーゲーム』連載開始から、今年でちょうど20年ですが、この記念すべき年にアニメ化を発表させていただくことになりました。
当時、「信じることの大切さ」をテーマに始めた連載でしたが、あれから20年、コロナ禍があったり、SNSが劇的に発達したりで、ますます人を信じることが難しい世の中になってきました。
そんな時代に、アニメ『ライアーゲーム』。
「懐かしい」って方も、「読んだことない」って方も、きっと心に響くはずです。
どうぞお楽しみください。 TVアニメ『LIAR GAME』 原作者&スタッフコメント公開! – NEWS – TVアニメ『LIAR GAME』公式HP連載開始から20年にわたって世界中の読者を熱狂させる甲斐谷忍の傑作サスペンス漫画『LIAR GAME(ライアーゲーム)』が、ついに初TVアニメ化!
どうしてもネタバレをしたい人へ
ライアーゲーム事務局の正体は、言明されていません。
ただ、原作コミックのコマの中で、仮面を片付ける一人にナオの父がいます。
つまり、最初に末期がんでホスピスにいるはずの主人公の父が、事務局の一人だったということです。
ほかにも、元詐欺師のアキヤマの恩師や、後半に出てくるヨコヤの父も、仮面をかぶっている誰かだと推測できます。
これらの真相は、皆さん自身の目でご確認いただけたらと思います。


