
蔦重は「吉原細見」を倍売るために今回も奔走します。
最終的に花の井のバックアップを受けます。
豪華声優陣がキャスティングされた事でも話題になりました!

豪華声優陣がキャスティングされていた!

超豪華声優がこの回に一気に出る事になりました。
もう、役名で言った方が分かりやすいと思います。
ワンピースのゾロ。
風の谷のナウシカのアスベル。
鬼滅の刃の不死川実弥。
名探偵コナンの高木刑事。

声を聴いて分かった人も多かったと思います。
素敵なおじさまになられていますね。
声と顔のイメージが違って戸惑われた方も多かったと思います。
花の井、瀬川になる

今回のお話はとにかく、吉原の女郎のガイドブックである「細見」を今の倍以上売って蔦重自身が出版元(版元)になりたいわけです。
蔦重は次々と思案して走り回るものの、親方衆は自分だけが儲けたいというスタンスです。
たくさん売るには「細見」を薄くしてたくさんの情報を仕込んでいます。
手ごろな価格にしなければなりません。
花の井のいる松葉屋の主人とその妻でおかみの「いね」は三人で蔦重が作った「細見」を読んでいる時に「いね」は売れ時を示唆します。
名跡襲名の際には吉原細見がよく売れる!
花魁の花の井にとって蔦重は同志です。
蔦重の為に「瀬川」という名前を自分で名乗る事になったのです。
「瀬川」という名前は不吉な名前

「瀬川」という名前はこれまでも出てきました。
男色の平賀源内の恋のお相手が「瀬川菊之丞」という歌舞伎役者です。
モチロン男性です。
ここで何故、花の井という花魁が「瀬川」という名前を継いだかというと、歴代の花魁の中にも「瀬川」という名を名乗ったものがいるからです。
吉原の女郎や花魁にとって瀬川が不吉な名前である事も紹介されます。
瀬川という名前の花魁は許されない恋をして命を絶ってしまった。

自殺をしてしまった花魁の名前が「瀬川」だったのです。
名跡ではあるものの縁起が悪いので誰もその名前を継がなかったのです。
蔦重の本はバカ売れ!
「花の井」改め「瀬川」
地元本屋たちが集う所に蔦重は花の井が瀬川になった最新情報を掲載した吉原細見を持って行きます。
そして、地元本屋たちは奪うようにその本を購入します。
売れた理由
薄くて詳細が書かれている
最新情報あり
おまけに半値

売れないわけがありません。
ですが、やはり、花の井の蔦重への信頼感が元々にあると言って良いでしょう
おまけ~アンケート結果
放送後のアンケートにご協力いただいた皆様。
ありがとうございました。
1位は花の井、瀬川になる
2位は山村紅葉さん、やりてババアで登場
3位は吉原細見、倍売る!
鱗形屋の旦那の行く末には皆さんあまり興味がなかったようですが、一瞬だけ登場した山村紅葉さんに注目された方が多かったようです。
一瞬で紅葉さんだと分かるその迫力には多くの人が目を引かれたようです!
各話リスト

今までのお話の感想を書いています。
たまに蘊蓄も追加しています。
よろしかったらどうぞ。
第1話「ありがた山の寒がらす」
第2話「吉原細見『嗚呼(ああ)御江戸」
第3話「千客万来『一目千本』」
第4話「『雛形若菜』の甘い罠」
第5話「蔦(つた)に唐丸因果の蔓(つる)」
第6話「鱗(うろこ)剥がれた『節用集』」
第7話「好機到来『籬(まがき)の花』」
第8話「逆襲の『金々先生』」
第9話「玉菊燈籠恋の地獄」
第10話「『青楼美人』の見る夢は」
第11話「富本、仁義の馬面」
第12話「俄(にわか)なる『明月余情』」
第13話「お江戸揺るがす座頭金」
関連書籍一覧

ドンドン追記していきます。
私も精読中。
また、感想の方も上げて行きますのでお楽しみに!