光る君へ~第22回~越前の出会い

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(22)越前の出会い - 大河ドラマ「光る君へ」
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(22)越前の出会い
初回放送日:2024年6月2日
敦賀の松原客館に立ち寄ったまひろ(吉高由里子)と為時(岸谷五朗)は、宋人の朱(浩歌)、通事の三国(安井順平)らに迎えられる。浜辺に出かけたまひろは、そこで佇む周明(松下洸平)と出会う。その夜、国守を歓迎する宴が行われ、まひろは皆と楽しいひと時を過ごす。翌日、越前国府に到着し、大野(徳井優)、源光雅(玉置孝匡)に出迎えられるが、為時は早々に激務で体調を崩してしまう。医師として現れたのは…

https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/episode/te/KZX2RG91WM/
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越前の出会い

越前編へ突入です。
ここで新たな人物紹介をしておきましょう。
朱仁聡(ジュ・レンツォン) 宋の商人の長
源光雅(みなもとのみつまさ) 越前介(えちぜんのすけ)国司の次に偉い人
大野国勝(おおのくにかつ) 越前大掾(えちぜんだいじょう)越前出身の役人
三国若麻呂(みくにのわかまろ) 通事(つうじ)通訳
周明(ヂョウ・ミン) 宋の医師

宋の言葉が出来ることで道長から重大な密命を言い渡された為時でしたが、それはもう苦難の連続です。
対する宋人は70人。
松原客館という大きな屋敷に入れられていると言ってもこれまで閉じ込められてきたわけですから鬱憤もあったのでしょう。
その場は越前の地元の役人や通訳たちが間に入ります。
その夜は宋人たちの宴となって為時と共にまひろも歓待を受けます。

ここで為時は漢文や漢詩を披露します。
為時役の岸谷さんは中国語の猛特訓をしてかなり上手に話せるようになったそうなのです。
演出上「下手に」と言われてガッカリされたとか…。

地元の人の陳情の列が!

新しい国司様が来たのです。
待ちに待った地元の人達は陳情に列をなします。
これがまた長蛇の列で、一人一人話を聞くことで一日が終わりそうなレベルです。
為時も話を聞くものの激務の連続です。
思わず転寝(うたたね)をしそうになったり、本当に体調も悪くなります。

陳情の内容は夫婦関係やご近所トラブルなど様々です。
こういう所は今も変わらないでしょうか?

針治療開始!

ここで呼ばれるのが周明です。
宋の医師なのですが、彼が施すのは針治療。
東洋医学の真髄ですね。
為時に針を刺して為時が悶絶しますが効き目はあったようです。
やっぱりこの辺が東洋医学だなあと思わずにはいられませんでした。
東洋医学は経験治療とも言われるのですが、どのツボを押すとどこが良くなるかというのかをデータを取って医療にしているのです。

針治療は今も資格が必要な治療法です。

ここで為時には賄賂を渡す役人も出てきますし、いきなり通事(通訳)が殺されてしまうなど事件が続発します。
宋から来た人たちは「商人」として貿易をしたいはずですが、この時点でキナ臭い雰囲気が立ち込めています。

国司になってうまみをもらうというのは、普通の事で為時のように律義な人も少なかったのではと思います。
ですが、今回は宋の商人が純粋に交易ではなくて「都を攻めるんじゃないか」という道長の推察が当たっているんじゃないかなと思うようなうさん臭さが演出されています。
いったい誰が主犯で誰が味方なんでしょう?それとも、本当に商人なのでしょうか?

グレース
グレース

宋の周明は最終的に日本語が理解できます。
これは実は彼が日本人だという伏線のようなのです。

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まひろと周明

針治療で父を救ってくれた周明と何とか漢字でコミュニケーションを取ろうとするまひろです。
通じているよないないような。
でも、周明(ヂョウ・ミン)は、まひろの言葉を上手に掬い取っています。
このまま二人の恋物語が始まりそうな気がしますが、まひろはいずれ都に帰っていきます。
破局の前触れでしょうか?

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伊周、勝手に都に帰ってくる

伊周と中宮定子の母、高階貴子の具合が悪いので伊周は勝手に帰ってきてしまいます。
ドラマでは大宰府から帰ってきたことになっていますが、実際は播磨から帰ってきています。
実は伊周の左遷先は最初は播磨(兵庫県)でした。
勝手に都に帰ってきたからもっと遠い大宰府(福岡県)に送られてしまうのです。
でも、ドラマの方がいきなり大宰府で母親の急変を知って、必死で帰ってくるのも大宰府からですから伊周のなかなかのマザコン具合が垣間見られるシーンです。
藤原公任にすぐに見つかって道長も知るところになります。
伊周が帰ってきたのは「帝の命令に背く行為」です。
絶対にダメです。
ですから、高階貴子側の人達も絶対に合わせる事は出来ません。
まして、中宮・定子にこれ以上、疑念が及ぶようでも困ります。
どのみち、伊周は間に合いませんでした。
ききょうが伊周に高階貴子が死んだことを告げます。

この辺は史実に即した話です。
伊周は左遷された次の年に母親の高階貴子は亡くなります。
そして、勝手に帰ってきた伊周はさらに遠くに飛ばされてしまいます。

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定子さまご懐妊!

道長は落飾した中宮・定子に謁見。
まさか懐妊していた事を知ります。
帝に黙っているわけにもいかないので奏上。
帝は中宮を再び内裏にあげるべく、還俗するように考え始めます。

帝の定子への寵愛は変わらなかったようで次々と入内する他の女性たちがいるにも関わらず、定子を求めました。
落飾して仏門に入ってしまった定子を呼び戻した後にも今回の懐妊した子供を含めて3人のお子さんに恵まれています。

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今日のビックリポイント!

今日のビックリポイントにご投票いただいた皆様。
ありがとうございます。
周明が日本語をしゃべった!に皆様驚かれたようです。

今日のビックリポイント!
1位・周明が日本語をしゃべった!
2位・オウムが喋った
3位・4位同率 
・為時パパが真面目過ぎた!
・針治療にビビった!

紀行:琵琶湖

美しい琵琶湖が紹介されました。
琵琶湖は「近江の海」と呼ばれるくらい美しい所です。
実はまひろたちが越前に下る際に乗った船は本当に琵琶湖でのロケです。
さすが大河ドラマですね!

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放送リスト

第1回「約束の月」 – 2024年1月7日
第2回「めぐりあい」 – 2024年1月14日
第3回「謎の男」 – 2024年1月21日
第4回「五節の舞姫」 – 2024年1月28日
第5回「告白」 – 2024年2月4日
第6回「二人の才女」 – 2024年2月11日
第7回「おかしきことこそ」 – 2024年2月18日
第8回「招かれざる者」 – 2024年2月25日
第9回「遠くの国」 – 2024年3月3日
第10回「月夜の陰謀」 – 2024年3月10日
第11回「まどう心」 – 2024年3月17日
第12回「思いの果て」 – 2024年3月24日
第13回「進むべき道」 – 2024年3月31日
第14回「星落ちてなお」 – 2024年4月7日
第15回「おごれる者たち」 – 2024年4月14日
第16回「華の影」 – 2024年4月21日
第17回「うつろい」 – 2024年4月28日
第18回「岐路」 – 2024年5月5日
第19回「放たれた矢」 – 2024年5月12日
第20回「望みの先に」 – 2024年5月19日
第21回「旅立ち」 – 2024年5月26日
第22回「越前の出会い」 – 2024年6月2日
第23回「雪の舞うころ」 – 2024年6月9日
第24回「忘れえぬ人」 – 2024年6月16日
第25回「決意」 – 2024年6月23日
第26回「いけにえの姫」 – 2024年6月30日
第27回「宿縁の命」 – 2024年7月14日
第28回「一帝二后」 – 2024年7月21日
第29回「母として」 – 2024年7月28日
第30回「つながる言の葉」 – 2024年8月4日
第31回「月の下で」- 2024年8月18日
第32回「誰がために書く」- 2024年8月25日
第33回「式部誕生」- 2024年9月1日
第34回「目覚め」-2024年9月8日
第35回「中宮の涙」-2024年9月15日
第36回「待ち望まれた日」-2024年9月22日
第37回「波紋」-2024年9月29日
第38回「まぶしき闇」-2024年10月6日
第39回「とだえぬ絆」-2024年10月13日
第40回「君を置きて」-2024年10月20日
第41回「揺らぎ」-2024年10月27日
第42回「川辺の誓い」-2024年11月3日
第43回「輝きののちに」-2024年11月10日

登場人物が書いた本

光る君へ~登場人物が書いた本一覧

源氏物語

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キャスト一覧

主要キャスト一覧
まひろ/紫式部 (むらさきしきぶ)   吉高 由里子
藤原 道長 (ふじわらのみちなが)   柄本 佑
藤原 為時 (ふじわらのためとき)   岸谷 五朗
ちやは   国仲 涼子
藤原 惟規 (ふじわらののぶのり)   高杉 真宙
藤原 兼家 (ふじわらのかねいえ)   段田 安則
時姫 (ときひめ)   三石 琴乃
藤原 道隆 (ふじわらのみちたか)   井浦 新
藤原 道兼 (ふじわらのみちかね)   玉置 玲央
藤原 詮子 (ふじわらのあきこ)   吉田 羊
高階 貴子 (たかしなのたかこ)   板谷 由夏
ききょう/清少納言 (せいしょうなごん)   ファーストサマーウイカ
安倍 晴明 (あべのはるあきら)   ユースケ・サンタマリア
源 倫子 (みなもとのともこ)   黒木 華
源 明子 (みなもとのあきこ)   瀧内 公美
藤原 実資 (ふじわらのさねすけ)   秋山 竜次
藤原 公任 (ふじわらのきんとう)   町田 啓太
藤原 斉信 (ふじわらのただのぶ)   金田 哲
藤原 行成 (ふじわらのゆきなり)   渡辺 大知
源 俊賢 (みなもとのとしかた)   本田 大輔
源 雅信 (みなもとのまさのぶ)   益岡 徹
藤原 穆子 (ふじわらのむつこ)   石野 真子
藤原 頼忠 (ふじわらのよりただ)   橋爪 淳
藤原 宣孝 (ふじわらののぶたか)   佐々木 蔵之介
藤原 定子 (ふじわらのさだこ)   高畑 充希
藤原 彰子 (ふじわらのあきこ)   見上 愛
藤原 伊周 (ふじわらのこれちか)   三浦 翔平
円融天皇 (えんゆうてんのう)   坂東 巳之助
花山天皇 (かざんてんのう)   本郷 奏多
一条天皇 (いちじょうてんのう)   塩野 瑛久
直秀 (なおひで)   毎熊 克哉
赤染衛門 (あかぞめえもん)   凰稀 かなめ
乙丸 (おとまる)   矢部 太郎
百舌彦 (もずひこ)   本多 力
いと   信川 清順
藤原 道綱 (ふじわらのみちつな)   上地 雄輔
藤原 寧子 (ふじわらのやすこ)   財前 直見
藤原 隆家 (ふじわらのたかいえ)   竜星 涼
さわ   野村 麻純
絵師 (えし)   三遊亭 小遊三
藤原 忯子 (ふじわらのよしこ)   井上 咲楽
藤原 義懐 (ふじわらのよしちか)   高橋 光臣
三条天皇 (さんじょうてんのう)   木村 達成
藤原 顕光 (ふじわらのあきみつ)   宮川 一朗太
朱 仁聡 (ヂュレンツォン)   浩歌
周明 (ヂョウミン)   松下 洸平
藤原賢子(ふじわらのかたこ)南 沙良
あかね / 和泉式部(いずみしきぶ)泉 里香
敦康親王(あつやすしんのう)片岡千之助
双寿丸(そうじゅまる)伊藤健太郎

スタッフ一覧

脚本 : 大石静
語り : 伊東敏恵
副音声解説 : 宗方脩
タイトルバック映像 : 市耒健太郎
題字・書道指導 : 根本知
制作統括 : 内田ゆき、松園武大
プロデューサー : 大越大士、高橋優香子
広報プロデューサー : 川口俊介
演出 : 中島由貴、佐々木善春、中泉慧、黛りんたろう、原英輔、佐原裕貴 ほか
時代考証 : 倉本一宏
風俗考証 : 佐多芳彦
建築考証 : 三浦正幸
芸能考証 : 友吉鶴心
平安料理考証 : 井関脩智
所作指導 : 花柳寿楽
衣装デザイン・絵画指導 : 諫山恵実

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