べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~第25話・灰の雨降る日本橋

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(25)灰の雨降る日本橋
初回放送日:2025年6月29日
ついに浅間山の大噴火が起こる。日本橋の店を守りたい蔦重(横浜流星)は、通油町で懸命に灰除去のために働く。蔦重はてい(橋本愛)に店を一緒に守って欲しいと告げる…。

(25)灰の雨降る日本橋 | 大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」
【NHK】ついに浅間山の大噴火が起こる。日本橋の店を守りたい蔦重(横浜流星)は、通油町で懸命に灰除去のために働く。蔦重はてい(橋本愛)に店を一緒に守って欲しいと告げる…。
グレース
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蔦重、ついに身を固めるか?
なんと、それには浅間山噴火が関わってきました。

江戸を襲う地震と火山灰の脅威

大河ドラマの中でも地震が頻発していて、思わぬ揺れにハッとなるシーンが多発しています。
奇しくも、現放送中にも日本国内で地震速報がありました。
この時期の地震は浅間山噴火があったからだということで、まさに浅間山噴火で人々が惑う様子が冒頭で描かれます。

蔦重の着眼点と機転

火山灰が江戸市中に広がり、屋根にも積もるありさま。
蔦重は、丸屋の女将さん「おていさん」の店の屋根を、女郎たちの着物で覆います。
これは屋根に火山灰が積もるのを防ぐためです。
屋根に火山灰が積もってしまえば、屋根が崩れ、家も崩れてしまいます。
やっていることは、女郎たちの着物で屋根を覆うということで人の目を引きますが、これこそが多くの江戸の人たちに知識を与えることになります。
「こうやれば、屋根が落ちるのを防ぐことができる」という算段ですね。
蔦重の人目を引く行動は、そのまま江戸の人たちを救うことになります。
今も、屋根が落ちるのを防ぐためにブルーシートなどをかぶせたりしますが、それと同じことですね。
災害時のこういった知識も、蔦重がいろいろな本を読んでいたからではないかと思いました。

火山灰清掃をエンタメに変える発想力

蔦重は、江戸中に降り積もった火山灰をうまく“ゲーム化”し、一気に片付けてしまいます。
これには多くの江戸の人たちとの連携も必要で、ちゃっかりしている蔦重は、そういう人たちを吉原の客にしてしまいます。
アイディアマンとしての宣伝能力はピカイチです。

ビジネスと愛が交差する、おていさんとの関係

そして、「おていさん」もゲットします。
すでにおていさんの店は、(法律的にという意味で)蔦重のものとなっていました。
ですが、蔦重はおていさんとタッグを組むことを強く望んでいたのです。
おていさんも、前の夫に散々利用された過去があるため、簡単には心を許しませんでしたが、ビジネスパートナーとしてならという前提で結婚することになります。

祝言の日の“無表情美女”

無表情なおていさん。
祝言の日はニコニコするのかと思いましたが、そんなことはありません。
変わらずムスッとしたままです。
ただし、祝言の日はメガネをかけません。
ものすごい美女なので、同席する人たちは息をのむほどでした。
でも、メガネがないと目の前の盃(さかづき)も手に取れないので、いつもの丸メガネが登場します。
かなり珍妙な感じの丸メガネですが、この丸メガネ、当時の浮世絵にも描かれていたというメガネです。
こういうメガネが実際にあったのではと推測されるような感じですね。
おていさんがどれだけ目が悪いかは具体的には分かりませんが、本を読むためにメガネをかけるということは、日本国内でも江戸時代にはあり得た、という面白い話になりました。

誰袖花魁のスパイ活動と女たちの火花

すっかりスパイと化してしまった誰袖花魁(たがそでおいらん)。
田沼意次の息子・意知(おきとも)とは、「イロ」だと公言し始めます。
なんと女郎同士で取っ組み合いの喧嘩もするほどになっています。
ただ、彼女は「イロ」の前で他の男を篭絡することもいとわないし、スパイ活動も大したものです。
それをさせている意知も、さすがに悪いと思ったらしく、誰袖花魁に気持ちを揺さぶられることになりそうで、今回は終了しました。

グレース
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さて、誰袖花魁は意知の心をゲットしたのか?
自分の欲望を貫いただけなのか?
蔦重夫婦の今後にも注目です。

おまけ~アンケート結果

放送後のアンケートにご協力ありがとうございました。
1位:蔦重結婚!
2位:「蔦屋」誕生!

この二つに皆さんの心は掴まれたようです。
ああ、蔦重と瀬川の思い出は、もう過去のモノなのでしょうか?
とはいっても、ビジネスパートナーとしては蔦重と「おていさん」は最高だと思います。
これからの活躍どうなるでしょうか?

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各話リスト

グレース
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今までのお話の感想を書いています。
たまに蘊蓄うんちくも追加しています。
よろしかったらどうぞ。

第1話「ありがた山の寒がらす」
第2話「吉原細見『嗚呼(ああ)御江戸」
第3話「千客万来『一目千本』」
第4話「『雛形若菜』の甘い罠」
第5話「蔦(つた)に唐丸因果の蔓(つる)」
第6話「鱗(うろこ)剥がれた『節用集』」
第7話「好機到来『籬(まがき)の花』」
第8話「逆襲の『金々先生』」
第9話「玉菊燈籠恋の地獄」
第10話「『青楼美人』の見る夢は」
第11話「富本、仁義の馬面」
第12話「俄(にわか)なる『明月余情』」
第13話「お江戸揺るがす座頭金」
第14話「蔦重瀬川夫婦道中」
第15話「死を呼ぶ手袋」
第16話「さらば源内、見立は蓬莱(ほうらい)」
第17話~乱れ咲き往来の桜
第18話「歌麿よ、見徳(みるがとく)は一炊夢(いっすいのゆめ)」
第19話「鱗(うろこ)の置き土産」
第20話「寝惚(ぼ)けて候」
第21話「蝦夷桜上野屁音(えぞのさくらうえののへおと)」
第22話「小生、酒上不埒(さけのうえのふらち)にて」
第23話「我こそは江戸一利者(えどいちのききもの)なり」
第24話・げにつれなきは日本橋
第25話・灰の雨降る日本橋
第26話・三人の女
第27話・願わくば花の下にて春死なん
第28話・佐野世直大明神
第29話・江戸生蔦屋仇討(えどうまれつたやのあだうち)
第30話・人まね歌麿
第31話・我が名は天
第32話・新之助の義
第33話・打壊演太女功徳(うちこわしえんためのくどく)
第34話・ありがた山とかたじけ茄子(なすび)
第35話・間違凧文武二道(まちがいだこぶんぶのふたみち)
第36話・鸚鵡(おうむ)のけりは鴨(かも)
第37話・地獄に京伝
第38話・地本問屋仲間事之始
第39話・白河の清きに住みかね身上半減(しんしょうはんげん)
第40話・尽きせぬは欲の泉
第41話・歌麿筆美人大首絵
第42話・招かれざる客
第43話・裏切りの恋歌

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ドンドン追記していきます。
私も精読中。
また、感想の方も上げて行きますのでお楽しみに!

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