
配送ドライバーの過重労働により死亡事故
納得のいかない遺族は訴訟を起こします。
まずは「合議制」と「SLAPP訴訟」について説明してから感想にうつりたいと思います。
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合議制って何?
合議制とは、複数の裁判官が話し合って一つの結論を出す裁判制度。
重大事件や社会的影響の大きい裁判では、1人の判断に任せず、複数の視点で慎重に判断するためです。
合議制の基本構成(3人合議)
※裁判ドラマで最もよく登場する形です。
| 役割 | 法廷での位置 | 主な役割 |
|---|---|---|
| 裁判長 | 中央 | 公判の進行・合議のまとめ・判決言渡し |
| 右陪席 | 裁判長から見て右 | 実務面の検討・裁判長の補佐 |
| 左陪席 | 裁判長から見て左 | 事実関係・細部の検討 |

こうしてみると、裁判長が一番偉いように感じますが、意外なことにこの3人の権限は同等なのです。
ですから、とことん、話し合って判決になります。
裁判ドラマでよくある誤解
❌ 裁判長が絶対的な権力者
⭕ 実際は「まとめ役」
❌ 右陪席・左陪席は飾り
⭕ 合議では全員が意見を出す
合議制と単独制の違い(比較表)
| 項目 | 合議制 | 単独制 |
|---|---|---|
| 裁判官の人数 | 複数(主に3人) | 1人 |
| 対象事件 | 重大・複雑 | 比較的軽微 |
| 判断の仕方 | 話し合い(合議) | 個人判断 |
| ドラマ性 | 高い(対立・葛藤) | 低め |
合議はどうやって結論を出す?
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 決定方法 | 多数決ではない |
| 実態 | 意見をすり合わせて結論を出す |
| 意見の違い | 最後まで残ることもある |
| 最高裁 | 少数意見が判決文に残る場合あり |

今回のテミスの不確かな法廷の展開では「合議にしよう」との一言で合議制が決まります。
裁判官の中で一番の先輩にあたる人が偉いように見えますが、権限が同じということに注目してい行きたいと思います。
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SLAPP訴訟とは

スラップ訴訟「SLAPP」と書きます。
立場的に有利な側が相手を凹ませるために行う訴訟です。
私はぶっちゃけイジメだと思っています
SLAPPの語源と意味
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 略語 | SLAPP |
| 正式名称 | Strategic Lawsuit Against Public Participation |
日本語で直訳すると「市民参加を妨害する戦略的訴訟」となり、かえって分かりにくくなるために「スラップ訴訟」と言われることが多い

SLAPP訴訟とは立場の強いモノが弱いモノに対して訴訟を起こす事です。
これで腕のいい弁護士や訴訟がそろうと被害者が負けるのがほぼ確実になってしまいます
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感想
冒頭で、発達障害を持つ主人公が、同じ障害を持つ人たちとグループミーティングをします。
ここでは、職場や周囲の人にカミングアウトしている人もちらほらいます。
主人公は、裁判官という職種の特性上、カミングアウトすることを恐れています。
ただし、ここで主人公がカミングアウトしたのは、「虫の音」などでもパニックになってしまうことです。
これを防ぐために、外に出るときはイヤホンをしています。
ノイズキャンセリングをしているわけです。

発達障害で外の音にも過敏になってしまうのでノイズキャンセリングで遮断しているわけです。
ノイズキャンセリングとは、イヤホンやヘッドホンのマイクで周囲の騒音(電車音、空調音など)を集音し、その音と逆の波長(逆位相)を発生させることで、騒音を打ち消し、静寂を作り出す技術です。
イヤホンをすることで、耳栓の役割を果たすわけですね。
これは、なかなか新しい技術です。
イヤホンをしているからといって、音楽を聴いているとは限りません。
むしろ、音を遮断しているのです。
これはもちろんデメリットもあり、話しかけられても気づかない、ということもあります。
外国人に道を聞かれた主人公は、ここでパニックになってしまい、裁判資料を置いたまま、その人を案内してしまいます。
その間に、裁判中の関係者に資料を見られてしまいます。

ぎゃ~~~、これはアカン奴です。
ここで、資料などは一切盗まれていないのですが、写真を撮ったり、記録を取ったりすればよいだけなので、資料は盗まれたのと同然です。

これで裁判は、原告側に一気に不利な状況となります。
更にここで示談を受け入れなければ、損害賠償を起こすと言われてしまいます。
(これがSLAPP訴訟です)
原告側の弁護士は、人権派弁護士として、山本未来さんが演じます。
キレのある弁護士なので、巻き返してほしいのですが……。

この裁判は、このドラマ史上初めての前後編となり、判決は次回に持ち越されることになりました。
📅放送一覧(全8回)
※配信状況は変更される可能性があります。
| 話数 | サブタイトル | 放送日 |
|---|---|---|
| 第1話 | 裁判官忌避 | 2026年1月6日 |
| 第2話 | 真実義務と誠実義務 | 2026年1月13日 |
| 第3話 | 裁判官の資質 | 2026年1月20日 |
| 第4話 | 伝説の反逆児 | 2026年1月27日 |
| 第5話 | 書証主義と人証主義 | 2026年2月3日 |
| 第6話 | ※未発表 | 2026年2月24日(予定) |
| 第7話 | ※未発表 | ※未発表 |
| 第8話 | ※未発表 | ※未発表 |
📺 登場人物(ドラマ版)& 役者
🧑⚖️ 主要キャスト(裁判所・法廷関係)
| 登場人物(役名) | 役者(キャスト) | 役割・備考 |
|---|---|---|
| 安堂清春(あんどう きよはる) | 松山ケンイチ | 裁判官・特例判事補(主人公) |
| 小野崎乃亜(おのざき のあ) | 鳴海唯 | 弁護士 |
| 落合知佳(おちあい ちか) | 恒松祐里 | 判事補(裁判所職員) |
| 津村綾乃(つむら あやの) | 市川実日子 | 執行官 |
| 門倉茂(かどくら しげる) | 遠藤憲一 | 部長判事(安堂の上司) |
| 八雲恭子(やくも きょうこ) | 山田真歩 | 主任書記官 |
| 荻原朝陽(おぎわら あさひ) | 葉山奨之 | 書記官 |
| 古川真司(ふるかわ しんじ) | 山崎樹範 | 検察官(検察側) |
| 結城英俊(ゆうき ひでとし) | 小木茂光 | 最高検察庁・次長検事 |
👪 周囲の人物(家族・関係者)
| 登場人物 | 役者 | 関係 |
|---|---|---|
| 安堂朋子(あんどう ともこ) | 入山法子 | 安堂清春の母 |
| 山路薫子(やまじ かおるこ) | 和久井映見 | 精神科医・安堂の診断医・支援者 |
⚖️ その他の登場人物
| 登場人物 | 役者 | 備考 |
|---|---|---|
| 穂積英子 | 山本未來 | 人権派弁護士 |
| 吉沢亜紀 | 齋藤飛鳥 | 再審を求める関係者 |
🎭 ゲスト(話ごとのゲスト出演)
第1話ゲスト
| 役名 | 役者 |
|---|---|
| 江沢卓郎 | 小林虎之介 |
| 江沢郁美 | 村上穂乃佳 |
| 迫田公子 | 木野花 |
| 茂原孝次郎 | 飯田基祐 |
| 藤山澄久 | 金井勇太 |
| 浜之上博信 | 八十田勇一 |
| 毛利弘志 | 濱津隆之 |
| 秋葉一馬 | 足立智充 |
| 他(ゴルフ参加者など) | 潟山セイキ、ミルクティ圭介 他 |
第2話ゲスト
| 役名 | 役者 |
|---|---|
| 栗田奈央 | 山時聡真 |
| 八木一喜 | 柾木玲弥 |
| 上川麻衣子 | 黒沢あすか |
| 中井戸圭一 | 眼鏡太郎 |
| 岡野義彦 | 阿部亮平 |
| 被告人(別事件) | 瀬口寛之 |
| 立ち飲み屋の店主 | 田代源起 |
第3話ゲスト
| 役名 | 役者 |
|---|---|
| 四宮絵里 | 伊東蒼 |
| 佐久間義之 | 清水伸 |
| 八御見幸雄 | 川瀬陽太 |
| 富樫和人 | 森岡龍 |
| 鳴子貴久 | 安井順平 |
| 加賀美雄一郎 | 長谷川朝晴 |
第4話ゲスト
| 役名 | 役者 |
|---|---|
| 吉沢亜紀 | 齋藤飛鳥 |
📚原作リンク
| タイトル | 主要テーマ | 電子書籍 |
|---|---|---|
| テミスの不確かな法廷 | 発達障害を抱える裁判官の成長と人間ドラマ | あり |
| テミスの不確かな法廷 再審の証人 | 冤罪再審裁判と衝撃の展開 | あり |


