「光る君へ」の直前の番組が2本あったので一気に感想を書いちゃいます。
イエナガの複雑社会
漫画家イエナガの複雑社会を超定義
https://www.nhk.jp/p/ts/1M3MYJGG6G/episode/te/ZG1J6Z6QLX/
大河ドラマSPコラボ!短歌の魅力を語るドン!
初回放送日: 2024年1月5日
大河ドラマ「光る君へ」コラボSP!「短歌」を俳優・町田啓太が15分超速解説!千年続く31音の魅力とは?難しいことを漫画CGで学ぶ!大河初出演の塩野瑛久も登場! 漫画家イエナガ(町田啓太)が編集者(橋本マナミ)にプレゼンするテーマは「短歌」。SNSで毎分のように作品が投稿され歌集も大ヒットを連発。人気を読み解くキーワードが「つがなり」や「リアルな感情」。短歌から現代社会の多様性が見える!さらになぜ57577になった?平安時代は恋愛の手段?俵万智の短歌レボリューションって?その魅力に迫る!今回大河「光る君へ」とコラボ!俳優・塩野瑛久が編集部に!一体どうなる?
なぜ日本人は短歌に魅了されている?
短歌の魅力を語るという事で構成された番組でしたが、真新しい事は特になく、面白かったのは最後に出てきた渡辺先生のコメントでした。
国文学研究資料館長 渡辺泰明教授
私はそれは「祈りの心」だろうと思っています。
「こうあったら良いな」と
「ぜひこうしたいものだ」
そういう願いです
その願いがの強くなったものが「祈り」
人に心がある限り 願いがある限り
祈りたいことがある限り
やっぱり和歌・短歌というのは続いていくのではないかと思っています。
渡辺先生は相も変わらずロマンチックなご様子です。
とにかく、「光る君へ」楽しみにしています。
渡辺先生ご出演の「100分de名著」古今和歌集はこちら。
「土スタ」『光る君へ』特集
土スタ『光る君へ』特集▽ゲスト 岸谷五朗 国仲涼子
https://www.nhk.jp/p/dosta/ts/WP2G4X9755/episode/te/92LPRJMZ5L/
1/6(土) 午後1:50-午後2:50
配信期限 :1/13(土) 午後2:50 まで
主人公まひろ(のちの紫式部)は両親からどんな影響を受けるのか。父・藤原為時を演じる岸谷さんと母・ちやはを演じる国仲さんに、見どころや撮影の舞台裏エピソードを伺います。下級貴族と上級貴族の違い、平安時代ならではの衣装や美術セットのこだわりとは?主人公まひろ役の吉高由里子さん、幼少時代を演じる落井実結子さん、弟役の高杉真宙さん、親戚役の佐々木蔵之介さんのインタビューもお楽しみに!
紫式部(まひろ)の父・藤原為時役の岸谷五朗さん。
母・ちはや役の国仲涼子さんが出演されていました。
父役の岸谷五朗さん
藤原為時はとにかく学者肌の人だったので、本がある光景が当たり前というイメージにまで持っていく事が大変だったと言います。
野球選手が野球帽をかぶってユニフォームを着てしっくりくるのと同じようにそしてそれが格好良いようのと同じようなものを目指したと言います。
とても素敵なエピソードですね。
確かに岸谷五朗さんが学者肌の人というのはイメージが違うのかもしれません。
でも、それを寄せていくというのが役者さんなんですね。
学者肌だから、自分の娘が勉強が良く出来るのに「女の子」である事である事を残念がるエピソードがあります。
この時の娘が子役の女の子に言うんですね。
役柄の事なのですが、やはり女の子が言われると現実的に傷ついてしまったりするのです。
それを上手にフォローしたのが岸谷五朗さんと監督さんであったとか。
母役の国仲涼子さん
大河の話が来て二つ返事で引き受けたという国仲さん。
十二単の重い着物で苦労をしながら演じたそうです。
母以外の女性の下に通う父親がどうしても理解できない紫式部(まひろ)に説明するシーンが一番印象に残っていると言います。
この時代は今で言うような不倫という概念ではなくて、女性の家で男性が養ってもらうという通い婚が当たり前でした。
だから、倫理的には今のような非難を受ける事はなかったのですが、それでも嫉妬や妬みなどは当時の女性の記録からも分かります。
ただ、女性側もまた他の男性と生活の場を求める事もやぶさかではなかった時代なのです。
そんな事がある一方で女性側は別れた男に未練はないけれど、男性側は別れた女をいつまでもイジイジ思うという事があったようなのでこういう所は現在に通じるかもしれません。
短歌や和歌の中でこういった駆け引きも楽しめます。
100分de名著・古今和歌集でもこういった事がピックアップされていました。
どうぞご覧くださいね。
弟役の真宙さん
紫式部は「まひろ」と呼ばれますが、「まひろ」の弟役の俳優さんの名前が高杉真宙さん。
真宙とかいて「まひろ」と呼ぶのだそうで、何ともややこしいそうなのですが、あっけからんとしておられるのが面白いですね。
また、この弟は姉よりも勉強が出来ない事を大して気に留めていなく飄々とした人物として演出されているのでこの弟役の真宙さんは人気が出るんじゃないかなと思いました。
寝殿造り
貴族の家は寝殿造りと言って木製の平屋が渡り廊下でつなげられた家です。
この当時の家は窓やサッシがあったわけでもないので結構ふきっさらしなんですね。
この時代の人は寒かっただろうなあといつも思うのですが、やはり寒かったみたいですね。
寝殿造りはセットとして丸ごとあったらしく、部屋も繋がっているし、庭には川も流れていたそうです。
壮大なセットで楽しみですね。
佐々木蔵之介さん
まひろの将来の夫となる藤原宣孝役の佐々木蔵之介さん。
まひろの父とも仲が良く、親戚でもあったのですが、まひろが小さいころから知っていたという設定です。
そんな立場の人たちがどういう恋愛模様を築いでいくか楽しみですね。
最後にまひろ役の吉高由里子さんが1話から「衝撃的な事が起こる」そうなので、それはそれで楽しみですね。
放送リスト
第1回「約束の月」 – 2024年1月7日
第2回「めぐりあい」 – 2024年1月14日
第3回「謎の男」 – 2024年1月21日
第4回「五節の舞姫」 – 2024年1月28日
第5回「告白」 – 2024年2月4日
第6回「二人の才女」 – 2024年2月11日
第7回「おかしきことこそ」 – 2024年2月18日
第8回「招かれざる者」 – 2024年2月25日
第9回「遠くの国」 – 2024年3月3日
第10回「月夜の陰謀」 – 2024年3月10日
第11回「まどう心」 – 2024年3月17日
第12回「思いの果て」 – 2024年3月24日
第13回「進むべき道」 – 2024年3月31日
第14回「星落ちてなお」 – 2024年4月7日
第15回「おごれる者たち」 – 2024年4月14日
第16回「華の影」 – 2024年4月21日
第17回「うつろい」 – 2024年4月28日
第18回「岐路」 – 2024年5月5日
第19回「放たれた矢」 – 2024年5月12日
第20回「望みの先に」 – 2024年5月19日
第21回「旅立ち」 – 2024年5月26日
第22回「越前の出会い」 – 2024年6月2日
第23回「雪の舞うころ」 – 2024年6月9日
第24回「忘れえぬ人」 – 2024年6月16日
第25回「決意」 – 2024年6月23日
第26回「いけにえの姫」 – 2024年6月30日
第27回「宿縁の命」 – 2024年7月14日
第28回「一帝二后」 – 2024年7月21日
第29回「母として」 – 2024年7月28日
第30回「つながる言の葉」 – 2024年8月4日
第31回「月の下で」- 2024年8月18日
第32回「誰がために書く」- 2024年8月25日
第33回「式部誕生」- 2024年9月1日
第34回「目覚め」-2024年9月8日
第35回「中宮の涙」-2024年9月15日
第36回「待ち望まれた日」-2024年9月22日
第37回「波紋」-2024年9月29日
第38回「まぶしき闇」-2024年10月6日
第39回「とだえぬ絆」-2024年10月13日
第40回「君を置きて」-2024年10月20日
第41回「揺らぎ」-2024年10月27日
第42回「川辺の誓い」-2024年11月3日
第43回「輝きののちに」-2024年11月10日
登場人物が書いた本
源氏物語
ネット配信はこちら
キャスト一覧
主要キャスト一覧
まひろ/紫式部 (むらさきしきぶ) 吉高 由里子
藤原 道長 (ふじわらのみちなが) 柄本 佑
藤原 為時 (ふじわらのためとき) 岸谷 五朗
ちやは 国仲 涼子
藤原 惟規 (ふじわらののぶのり) 高杉 真宙
藤原 兼家 (ふじわらのかねいえ) 段田 安則
時姫 (ときひめ) 三石 琴乃
藤原 道隆 (ふじわらのみちたか) 井浦 新
藤原 道兼 (ふじわらのみちかね) 玉置 玲央
藤原 詮子 (ふじわらのあきこ) 吉田 羊
高階 貴子 (たかしなのたかこ) 板谷 由夏
ききょう/清少納言 (せいしょうなごん) ファーストサマーウイカ
安倍 晴明 (あべのはるあきら) ユースケ・サンタマリア
源 倫子 (みなもとのともこ) 黒木 華
源 明子 (みなもとのあきこ) 瀧内 公美
藤原 実資 (ふじわらのさねすけ) 秋山 竜次
藤原 公任 (ふじわらのきんとう) 町田 啓太
藤原 斉信 (ふじわらのただのぶ) 金田 哲
藤原 行成 (ふじわらのゆきなり) 渡辺 大知
源 俊賢 (みなもとのとしかた) 本田 大輔
源 雅信 (みなもとのまさのぶ) 益岡 徹
藤原 穆子 (ふじわらのむつこ) 石野 真子
藤原 頼忠 (ふじわらのよりただ) 橋爪 淳
藤原 宣孝 (ふじわらののぶたか) 佐々木 蔵之介
藤原 定子 (ふじわらのさだこ) 高畑 充希
藤原 彰子 (ふじわらのあきこ) 見上 愛
藤原 伊周 (ふじわらのこれちか) 三浦 翔平
円融天皇 (えんゆうてんのう) 坂東 巳之助
花山天皇 (かざんてんのう) 本郷 奏多
一条天皇 (いちじょうてんのう) 塩野 瑛久
直秀 (なおひで) 毎熊 克哉
赤染衛門 (あかぞめえもん) 凰稀 かなめ
乙丸 (おとまる) 矢部 太郎
百舌彦 (もずひこ) 本多 力
いと 信川 清順
藤原 道綱 (ふじわらのみちつな) 上地 雄輔
藤原 寧子 (ふじわらのやすこ) 財前 直見
藤原 隆家 (ふじわらのたかいえ) 竜星 涼
さわ 野村 麻純
絵師 (えし) 三遊亭 小遊三
藤原 忯子 (ふじわらのよしこ) 井上 咲楽
藤原 義懐 (ふじわらのよしちか) 高橋 光臣
三条天皇 (さんじょうてんのう) 木村 達成
藤原 顕光 (ふじわらのあきみつ) 宮川 一朗太
朱 仁聡 (ヂュレンツォン) 浩歌
周明 (ヂョウミン) 松下 洸平
藤原賢子(ふじわらのかたこ)南 沙良
あかね / 和泉式部(いずみしきぶ)泉 里香
敦康親王(あつやすしんのう)片岡千之助
双寿丸(そうじゅまる)伊藤健太郎
スタッフ一覧
脚本 : 大石静
語り : 伊東敏恵
副音声解説 : 宗方脩
タイトルバック映像 : 市耒健太郎
題字・書道指導 : 根本知
制作統括 : 内田ゆき、松園武大
プロデューサー : 大越大士、高橋優香子
広報プロデューサー : 川口俊介
演出 : 中島由貴、佐々木善春、中泉慧、黛りんたろう、原英輔、佐原裕貴 ほか
時代考証 : 倉本一宏
風俗考証 : 佐多芳彦
建築考証 : 三浦正幸
芸能考証 : 友吉鶴心
平安料理考証 : 井関脩智
所作指導 : 花柳寿楽
衣装デザイン・絵画指導 : 諫山恵実