
ボロボロになった平賀源内。
自由人である彼は何かと苦難もあるようで…

嗚呼御江戸、重版出来!

大人気となった吉原のガイドブック「嗚呼御江戸」大人気なので今風に言うと重版出来ということになります。
吉原の女郎たちは変わっているので内容は刷新しないといけません。
いなくなった女郎をのぞいて、新しい女郎を入れる作業が必要です。
この作業の中心に蔦重は関わっていきます。
ボロボロの平賀源内

平賀源内はボロボロになって蔦重の前に現れます。
自由人である彼はその自由の代償に色んな事を犠牲にしているわけです。
飄々とした一面を見せながら、なかなかの狸根性の平賀源内。
ですが、今度はとうとう相方を人質に取られてしまい、蔦重とタッグを組む事になります。
とにかく、「身代金」のようなものでしょうか?
大きなお金が必要になります。
唐丸いなくなった?

蔦重とずっと一緒にいた唐丸がいなくなってしまいます。
まさかの行方不明です。
何とお店のお金が入っている「銭箱」までなくなります。
悪い奴らの手先だったんじゃないかとか散々言われまくります。
絵師の才能もあるのではと思っていた唐丸、どちらかというと蔦重達は心配の方が先のようです。
田沼意次&平賀源内

平賀源内がフルボッコにされて相方まで人質にされたのは「炭」の販売業に関わる事でした。
お金が千両も必要だったので田沼意次に泣きつく形になったものの、田沼意次はこれ幸いと500両渡します。
これで田沼意次は「炭」の事業まで手に入れる事になります。

田沼意次は平賀源内にお礼を言う程の事でした。
人質救出

源内の相方の東作はやっと解放されます。
秩父の鉱山を「炭」の事業に転換する事で納得させたからです。
まあ、それにしても源内の口八丁はなかなかのものです。
蔦重と花の井は唐丸の無事を妄想

蔦重のそばにいた少年、唐丸はまだ帰ってきません。
唐丸の事を心配していたのは花の井も同じでした。
蔦重はいつか戻ってきたら自分専属の絵師にする事を妄想。
花の井は唐丸はきっと両親の元に帰ったのだと妄想。
蔦重と花の井は幼い頃から悪い事や厄介な事をこうやって妄想に転換して今まで頑張ってきたのです。

蔦重自身は吉原ガイドブックの「改」を担当していく責任者になっていくということのようです。
また、うまく使われているような気もしますが…。
「節用集」を手にした男の正体は?
次回どうなるでしょう?
おまけ~アンケート結果
放送後、アンケートにお答えいただいた皆様ありがとうございました。
1位 唐丸・失踪
2位 平賀源内・ボロボロ
3位 田沼意次・炭事業へ
4位 蔦重・改訂の責任者に
吉原の大火災の後にずっと蔦重の傍らにいた唐丸がいなくなってしまったことが気になった方が多いようです。
どうなっちゃうんでしょうね。
帰ってきてくれるといいなあ。

唐丸、無事でいてほしいです。
各話リスト

今までのお話の感想を書いています。
たまに蘊蓄も追加しています。
よろしかったらどうぞ。
第1話「ありがた山の寒がらす」
第2話「吉原細見『嗚呼(ああ)御江戸」
第3話「千客万来『一目千本』」
第4話「『雛形若菜』の甘い罠」
第5話「蔦(つた)に唐丸因果の蔓(つる)」
第6話「鱗(うろこ)剥がれた『節用集』」
第7話「好機到来『籬(まがき)の花』」
第8話「逆襲の『金々先生』」
第9話「玉菊燈籠恋の地獄」
第10話「『青楼美人』の見る夢は」
第11話「富本、仁義の馬面」
第12話「俄(にわか)なる『明月余情』」
第13話「お江戸揺るがす座頭金」
関連書籍一覧

ドンドン追記していきます。
私も精読中。
また、感想の方も上げて行きますのでお楽しみに!