表紙の説明
| コナンの扮装 | 作中の自身 |
| 背景の写真 | マスカレード ～仮面舞踏会～ |
| 裏表紙の鍵穴 | 萩原千速 |
| 名探偵図鑑 | 藤聖子 |
発売日は2022年9月15日
背景写真が紫色のとても綺麗な仮面ですね。
仮面舞踏会などで使われる仮面です。
時期的にハロウィンも意識しているんでしょうか？
こちらの写真だと思います。
コナンが手に持つ紙の破片は婚活パーティ事件の証拠物件の一つです。
内容はだいたいこんな感じ。
伊達刑事の遺したメモ(解決編）
ライン上の殺人
仮面で婚活パーティ
京都で大捕り物
三組の浮気
伊達が遺した事件メモ（後編）
公式HPより
秘密基地のメッセージ
婚活パーティー殺人事件
京都スイーツと毒薬
めんどうくさいトリプルコラボ（前編）
青山先生のコメントより
ワンピースの尾田先生と対談した時のこぼれ話。知りたい方は是非購入して読んでみてね。
メガヒット漫画の作者二人の素敵な素顔を垣間見れます。
19人の警察官だったはずだが、数えたら20人いた???
19人の警察官(出現順）で書いておきます。重複して出ている人は除きます。
佐藤美和子刑事(警視庁）、高木渉刑事(警視庁）、安室透(公安）、伊達刑事(故人）、山村刑事(群馬県警）、大和警部(長野県警）、諸伏警部(長野県警)、由衣刑事(長野県警）、諸伏景光(公安・故人）、横溝重吾(神奈川県警)、萩原千速(神奈川県警)、目暮警部(警視庁）、松田陣平(故人）、伊織(公安？大岡紅葉の執事）、黒田兵衛管理官、綾小路文麿警部(京都府警）、千葉刑事(警視庁）、三池苗子(警視庁）、宮本由美(警視庁）、白鳥警部(警視庁）
【超重要】20人いると思うんですけれど…。考えられるのは大岡紅葉の執事、伊織無我が元公安と示唆されているに留まる…と言う事なのでしょうか？
公式Twitterより紹介された「警察名鑑」
公式Twitterから警察名鑑が紹介されています。それにしてもたくさん出てきます。
さて、どの人が出ているか、チェックするのも楽しいかもしれません。
Twitterに挙がっていた34人。(2022年9月24日現在）
萩原千速、綾小路文麿、諸伏景光、黒田兵衛、伊達航、安室透(降谷零）、三池苗子、諸伏高明、森村刑事、上原由衣、大和勘助、目暮警部、山村ミサオ、横溝参悟、佐藤美和子、高木渉、中森銀三、服部平蔵、千葉和伸、松本清長、西村刑事、遠山銀司郎、大滝悟郎、白鳥任三郎、松田陣平、百瀬刑事、横溝重悟、宮本由美、佐藤正義、寺林刑事、茶木神太郎、高木長介、弓長刑事、萩原研二
名前が挙がっているのに出てこない人もいました。また、ここに挙がっていなくても出て来る人も！それにしても警察官、まだまだたくさん登場していますよね。
102巻の一番の肝？（ネタバレと言うか考察）
102巻の一番の肝？102巻164ページにコナン、黒田管理官、伊織（大岡家の執事）とすれ違う車の中にシルエットの老人がいます。
酸素マスクを付けて後部座席にいるその老人が烏丸蓮耶ではないかという説があります。
（明らかにされていません）
運転手との会話から酸素マスクを付けている病人（？）でありながら、考えがはっきりしている事が推察されます。
運転手：パトカー…何か事件でしょうか？
名探偵コナン102巻 164ページ
老人：捨ておけ…
所詮警察なんぞ…
愚鈍な輩が群れてるだけよ…
この老人が烏丸蓮耶であるとすればよく言われるAPTX4869で幼児化しているという説はなくなります。
また、酸素マスクをしなければならない重病人が後部座席とは言え、車に乗って座っていられるということはなかなか難しいでしょう。
そうすると、この酸素マスクも病気のためではなくて若返りや長寿のために何らかの技術を施しているということにならないでしょうか？
もちろん、これらの事も青山剛昌先生によるミスリードであるかもしれません。
このシルエットの人物は果たして烏丸蓮耶でしょうか？
全くの別人でしょうか？
あらすじ（各事件のネタバレなしで大筋の話のみ）
【前巻のお話】 阿笠博士のお見舞いの後の少年探偵団。 間違いで誘拐された阿笠博士も元気になって一安心。 そして、その前に黒の組織の悪寒を感じて元気がなかった灰原哀も元気になって来たようでした。 そこで犯人を追う佐藤刑事と高木刑事に遭遇します。見事逮捕してその犯人の身柄を他の刑事たちに託します。 高木刑事はある手帳を見ていました。その手帳は伊達刑事が遺したものでした。 警察学校編の伊達刑事はかつて高木刑事の先輩でバディを組んでいた存在でした。その伊達刑事が遺していた暗号をコナンが解きます。その先は「喫茶ポアロ」でした。 暗号を元にコナン達は推理していきます。 この名推理の立役者の一人に安室透がいました。 佐藤刑事は安室透に見覚えがありましたが、安室透は知らないと言い張ります。 （彼は公安ですからね。相手が警視庁の刑事でも明らかには出来ません） 何らかの取引をこの喫茶ポアロでしようとしている事、それは1年前から引き継がれているらしいという事。そして店員の榎本梓はポアロの前を通る車の中から手をにぎにぎしている男の子を見かける事を告げます。 ここでコナンはそれがヘルプサインだと気が付きます。 既にそれが半年前からだと榎本梓は言います。 誘拐された子供が助けを求めているのです。 暗号から喫茶ポアロが取引先である事やまだその取引が続けられている事を推理するコナン達。 子供を助けるために作戦を練ります。 犯人の仲介役と見せるために外国人に見える安室透を犯人の暗号通りの赤い蝶ネクタイをつけて窓際に座らせます。 そして犯人が出てきた瞬間に犯人を確保！子供も救出出来ました。 でも、問題はここからです。 誘拐された子供はまだ他にもいたのです。
伊達が遺した事件メモ（後編）
誘拐犯を追尾する佐藤刑事。ですが、商店街の人混みに入られて見失ってしまいます。
佐藤刑事も捕まっていた少年アラン君を見て一瞬安堵するものの、他にも誘拐されている少年がいる事をこの時に知ります。
捕まっていた少年が敢えて逃げなかったのも自分が逃げる事でもう一人の少年が犯人に殺されやしないかと思ったからでした。
もう一人の少年は日本人でユウジ君と言いました。
不思議な事にユウジ君は誘拐されたリストには上がっていませんでした。
警察の管轄が違ったために同じ誘拐犯にさらわれたのではなくて、別の行方不明事件と思われている可能性が出てきました。
安室透、高木刑事、佐藤刑事の連携で犯人を追い詰めます。
直接、犯人と対決した高木刑事は犯人を威嚇して自分が殴られます。
そこへ、佐藤刑事や他の警察たちも到着。
犯人の確保と勿論、子供も無事に保護します。
その時に高木刑事はかつての相棒で先輩の伊達刑事の事を思って無理な威嚇をしたのです。
犯人確保後、安室透は佐藤刑事の車を見て同じ車種だと気が付きます。
その時に佐藤刑事もまた安室透と前に会った事を思い出します。
「本当に以前 私と会ったことない？」佐藤刑事は再び、安室透に訊ねます。
ですが、安室透はまた否定します。
実はこの佐藤刑事が安室透と会ったと思っているのは警察学校編で自分が警察に入る前に会ったということを覚えていたからでした。さすがは佐藤刑事です。また安室透もここで肯定するわけはないのですが…。
保護されたアラン君とユウジ君はそれぞれ親元に帰る事になりました。
その時にアラン君のお兄さんのジャン君が高木刑事にお礼を言います。弟が誘拐された時に助けてくれると言ってくれた伊達刑事の事をずっと信じていたのです。その時に伊達刑事が妻楊枝をくわえていた事も覚えていました。ジャン君は伊達刑事に渡してほしいと妻楊枝を高木刑事に渡します。本当は受け取ってはいけなかったのですが、高木刑事は子供に気を使って受け取ります。もちろん、この時には伊達刑事は亡くなっていたのですが、子供には告げません。
ただし、その場から愛車に乗って走り去る安室透は妻楊枝を加えながら去っていきます。
秘密基地のメッセージ
毛利探偵は群馬での依頼をこなします。
依頼者の息子を探すという事件でしたが、コナンが見つけたのだと蘭が毛利探偵に耳打ちしています。
依頼も終わった事だし群馬の美味しいものでも食べようと群馬県警の山村警部に連絡します。
山村警部は毛利探偵から連絡を受けると大喜びです。
実はちょうどその時に群馬県警と長野県警の県境で事件が起きて長野県警の3人の刑事にどちらの管轄になるかでもめていた所だったのです。
その長野県警の3人の刑事、大和敢助刑事、諸伏高明刑事、上原由衣刑事でした。
結局は長野県警と群馬県警の合同捜査となり、事件解決に向かいます。
ここで山村警部、話をしている途中で諸伏刑事が自分の幼馴染のヒロちゃんと似ている事に気が付きます。
諸伏刑事もそれが自分の弟の事だとすぐ理解し、自分の弟が諸伏景光だと告げます。
山村警部は子供の頃にヒロちゃんと遊んだ事や秘密基地があった事、いつか警察になろうと言った事を告げます。
それらがヒントになり、事件は解決に向かいます。
ただ、山村警部はヒロちゃんと連絡が取れない事を気にかけていました。
そして子供の頃に遊んだ秘密基地にはヒロちゃんからのメッセージがありました。
「ボクもケイサツカンになったよ！ミッチャン ヒロミツ」と木彫りに刻み込まれていました。
それを見た山村警部は警察を辞めてしまったのかと気にかけます。
諸伏刑事はそんな山村刑事に、おそらくは交番勤務の後に公安に行って警察を辞めた事になっているんだろうと笑顔で言います。
それを聞いた山村警部も嬉しそうです。
この時点で諸伏景光（スコッチ）は黒の組織に潜入後亡くなったことになっています。作者の青山先生もスコッチは亡くなっていると言われていますが、このストーリーでスコッチが実は生きているという可能性はないのかな…とちょっと思ってしまいました。
婚活パーティー殺人事件
福引で当てた券で食事をしようとレストランと訪れた毛利探偵、蘭とコナンの3人。そのレストランは貸し切りで入る事が出来ませんでした。
婚活パーティに使われていたのです。
この婚活パーティは仮面式で相手の素顔が分かりません。ここには神奈川県警の横溝重悟が参加していました。横溝を見つけると萩原千速が仮面を外して声をかけてきます。東京だから神奈川からの参加者はいないと踏んでいた横溝と女性はタダだから友達の大江忍と参加したという千速。
しかし、ここでも殺人事件は起こってしまいます。
目黒警部、佐藤刑事、高木刑事も駆けつけます。そこに居合わせたということで横溝も容疑者の一人です。
コナンの活躍でまた事件解決になります。
無茶な高木刑事の振る舞いに千速はかつて自分に思いを寄せていた弟萩原研二の親友松田陣平を思い出します。
一度ならず、二度までも無茶をする高木刑事に千速は首をつかみ忠告します。
それを見ていた佐藤刑事は若干やっかみながらその手を離させます。
佐藤刑事と高木刑事が恋人同士だと見た千速は「ホレてるなら離すなよ…」とすれ違い様に佐藤刑事に告げます。
また眠っている毛利探偵の後ろにいたコナンにも「今日も大活躍だったな」と告げます。
千速にはコナンが事件を解決したことがバレていたようです。千速は弟の敵を討ってくれたコナンを高く評価していますから、当然かもしれません。コナンと千速の詳細は101巻、「風の女神との出会い」でどうぞ。
千速と大江忍は飲んでしまったのでバイクを運転できません。大江忍は電車で帰るので横溝が運転、千速がバイクの後ろに乗って帰る事になります。千速は帰り際、高校生の頃、大江忍が振られて自殺しようとしていた時に松田陣平が止めるためにその包丁を自分で握って血を流して見せた事を語ります。それで大江忍に自殺を思いとどめさせたのだと。その話をした後に横溝もまた血を流すほどのけがをしていた事に千速は気が付きます。
「ここにもバカがいたわ…」横溝の運転するバイクの後ろで千速は幸せそうに微笑みます。
京都スイーツと毒薬
舞台は京都にうつります。
蘭と遠山和葉は京都でスイーツ巡りをしています。
その車の運転手は何故か伊織。
そう、大岡紅葉の執事です。
ミステリーの舞台の主演を毛利探偵と服部平次がするので京都にやってきた毛利探偵一行だったのですが、その舞台のスポンサーは大岡コンツェルンだったのです。
だから、伊織が蘭と和葉の運転手とは聞こえの言い監視役だったのです。
舞台を本格化するために黒田兵衛管理官まで出てきます。
黒田管理官は長野県警の捜査一課から辞令が出て警視庁にいました。
大岡家のご隠居の挨拶に行ったらこの舞台の打ち合わせに顔を出すように言われてやってきたのです。
黒田管理官も大岡家と繋がりがあるようです。
またここでも事件が起きます。
平次、コナン、黒田管理官、伊織、そして京都府警のマロ警部こと綾小路文麿警部も駆けつけて事件はすぐに解決となります。
ただし、ここでも平次は何かと紅葉に粘着されますが、うまくかわせたようです。
そして、伊織と黒田管理官は顔見知りで会った事が分かります。
かつて伊織も警察官であった事、おそらくは公安で会った事、「榊原」という名前で呼ばれていた事があった事、そしてポアロの安室透の事も知っているようです。
最後にすれ違う車の中に酸素マスクのようなものを付けた老人とみられる人間がいました。
伊織が元公安で大岡家の執事ということは大岡家の黒の組織と何かしらの関係があるのでしょうか？そして老人は烏丸蓮耶なのでしょうか？
めんどうくさいトリプルコラボ
仮面ヤイバーの映画を見終わった後にファミレスに来た少年探偵団と博士とコナン、灰原哀。映画の感想の中で浮気の解説をする灰原哀。それに突っ込むコナン。
ここでも事件が起こります。
ですが、ここの事件は他にもありました。
何と3組の不自然な組み合わせのカップルたちがそれぞれデートをしていたのです。
デートをしていたのは以下の3組。
小林先生と千葉刑事、
太閤名人と三池苗子、
白鳥警部と宮本由美でした。
本来のカップルは
小林先生と白鳥警部、太閤名人と宮本由美、千葉刑事と三池苗子です。
灰原哀は「浮気」だと乗り込もうとしますが、事件が起きてしまった今、鉢合わせしてしまった3組のおかしなカップルはお互いを見つけ大騒動に発展していきます。
次巻に続く。
本来のカップルとは違う取り合わせが鉢合わせしてしまいました。哀ちゃんが言うように浮気でしょうか（笑）
アニメ化情報＆アニメの感想
原作で発表されたタイトルとアニメのタイトル変更されています。
| 話数 | アニメタイトル | 放送日 | 原作タイトル |
| 1109話 | 高木と伊達と手帳の約束(前編) | 2024年1月6日 | 伊達が遺した事件メモ |
| 1110話 | 高木と伊達と手帳の約束(後編) | 2024年1月13日 | |
| 1115話 | 千速と重悟の婚活パーティー（前編） | 2024年3月2日 | 婚活パーティー殺人事件 |
| 1116話 | 千速と重悟の婚活パーティー（後編） | 2024年3月9日 | |
| 1123話 | 群馬と長野県境の遺体（前編） | 2024年5月11日 | 秘密基地のメッセージ |
| 1124話 | 群馬と長野県境の遺体（後編） | 2024年5月18日 | |
| 1130話 | トリプルコラボの浮気疑惑（前編） | 2024年7月20日 | めんどうくさいトリプルコラボ |
| 1131話 | トリプルコラボの浮気疑惑（後編） | 2024年8月3日 | |
| 1135話 | 大岡紅葉の甘い罠（前編） | 2024年9月21日 | 京都スイーツと毒薬 |
| 1136話 | 大岡紅葉の甘い罠（後編） | 2024年9月28日 |
高木と伊達の手帳の約束
アニメでも前後編となりましたが、コミックも101巻と102巻に渡っての原作でした。
この回では警察学校編の伊達刑事が高木刑事に託した事件が解決されました。
この解決には伊達刑事の同期の安室透が飽くまでポワロの従業員として解決に参加します。
佐藤刑事も高木刑事も一般人であるはずの安室さんをものすごく信頼しているのが分かります。
もちろん、この時点で佐藤刑事も高木刑事も安室透が公安であることを知りません。
ですが、優秀な一般人であることは分かっているようでした。
考えてみると不自然なくらいです。
佐藤刑事は安室さんに会った時点で「会ったことはないか？」と訊ねていますが、安室にとぼけられています。
事件解決後、もう一度、問いますが、それでも安室は知らないふりをします。
ですが、アニメでは安室透が警察学校の卒業式の時に女子学生だった佐藤刑事と交通課の由美さんが遭遇している様子が挿入されました。
このシーンは本編の原作ではなくて、警察学校編でのエピソードなのです。
女子学生だったと思われる佐藤刑事と由美さんの顔は分からないような演出になっていました。
伊達刑事に感謝したい少年が高木刑事に爪楊枝を渡したのが切なかったです。
亡くなったことを少年に伝えるわけにもいかないけれど、伊達刑事に渡してほしいという爪楊枝を受け取ります。
ポルシェに乗った安室透が爪楊枝を加えて現場を去るシーンでこのお話は終わりました。
安室透にしても自分の同期の伊達刑事の無念を晴らせた瞬間でもありました。
千速と重悟の婚活パーティー
前後編です。
原作では山村刑事とスコッチのエピソードがスキップされて大人気の風の女神・千速のエピソードになります。
前回と同じ田中敦子さんの圧倒的な声で存在感がある千速です。
婚活パーティには「タダで食べられるから」という理由だけで参加したのに2番人気になる千速。
コナンを見つけるや否や「少年」と呼び、事件の解決に関わっているだろうことをすぐに見抜きます。
ですが、コナンに何かしらの事情がある事も察しているようでそれ以上には関わりません。
このあっさりとした関係が原作よりも強調されているように思いました。
千速自身がコナンの正体に気が付いているまでの背景はありませんが、千速の事なので「コナン=新一」と分かっても大して驚かないように思いました。
千速役の田中敦子さんはこの後、天国へ旅立たれました。
コナンでの登場はこの回が最後になりました。
素敵な千速の声、メアリー世良の声、ありがとうございました。
群馬と長野県境の遺体
群馬県警の山村警部と長野県警の諸伏警部の意外なつながりが明らかになった事件でした。
そのつながりとは！
群馬県警の山村警部はスコッチと幼なじみだったのです。
スコッチとは公安で黒の組織に潜入し自殺を遂げたその人です。
本名を諸伏景光と言います。
山村警部を「ミッちゃん」スコッチを「ヒロちゃん」と呼び合う間柄だった二人。
お互いに警察官になろうと言って警察官になったのです。
✅諸伏警部に幼なじみのヒロちゃんの懐かしさを感じる山村警部。
✅諸伏兄弟は目元がそっくりなので印象が似ていたのです。
兄である諸伏高明は自分の弟は公安に潜入して死んだのだろうと推測しています。
（この時点でハッキリとした証拠があるわけではないのですが、状況証拠でそう推測しています）
長野県警の中でも頭脳明晰として知られ、怪盗キッドでさえも追い込まれるほどの能力の高い彼です。
冷静に弟の歩んだであろう行程や経緯を推移している状況が今まで表現されてきました。
でも、ここにきて初めて自分の弟を知り、懐かしむ人をみて心が動いたのだと感じました。
自分の弟の事を話してくれる山村警部の話に楽しそうに同調する高明。
最初は山村警部に「弟は警察官を辞めた」と話しますが、山村警部と話すうちに自分の推測を話します。
✅弟は警察になった後、公安になった
✅公安は家族にも秘匿されるから警察を辞めた事になっている
そして、一つだけ嘘をつきます。
今も正義の味方を「やってくれちゃっていると思います」と。
死んでしまったとは言わない代わりに生きているとも言いませんでした。
山村警部に答える直前に少しだけ顔が曇る高明。
でも、最後には笑顔で応えました。
スコッチは公式でも作者の青山先生の度重なるインタビューでもなくなっているという事が確定されています。
ですが、スコッチの話が出るたびに「もしかしたら生きている可能性はないのだろうか？」と私は思います。
理由としては以下の通りです
✅スコッチは有能な人物だった
✅自殺時に一緒にいた赤井秀一なら何らかの形で逃がす事が出来たのではないか？
これらは全くの私の願望でしかないのですが、皆さんの意見はどうでしょうか？
放送終了後、スコッチの生死についてアンケートを取ってみました。
何と彼の生死について全くの同率だったのです。
スコッチの死は確定という話だったので私としてはものすごく嬉しい結果でした。
このストーリーを知る人たちの半分が彼の生存を望んでいるのです。
公式で亡くなった事になっていますが、「実は生きていた」という話があるかもと勝手に希望するのは許されるでしょう。
トリプルコラボの浮気疑惑
原作との順番が変わりました。
このお話は102巻と103巻にまたがっての原作回なのです。
トリプルコラボはいつもと違うカップルです。
コナン達が居合わせたレストランにお馴染みの人達がカップルで登場です。
小林先生と千葉刑事⇒本来は小林先生と白鳥警部
太閤名人と三池苗子⇒本来は太閤名人と宮本由美
白鳥警部と宮本由美⇒千葉刑事と三池苗子
レストランで殺人事件が起こりますが、もう殺人事件よりも注目はこの三組のカップルが浮気している現場にそれぞれが遭遇した事と阿笠博士と少年探偵団たちが見てしまった事です。
アニメではこの辺が演出上、非常に誇張されて描かれていて、コナン達が現場を放り出された後におかしなマウント合戦が始まるのも見ものです。
一番、興奮していたのは交通課の宮本由美さんだったというのは原作と同じですが、またその一方でコナン達の小学校の担任教師の小林先生はとても大人しくて冷静であったのがアニメならではの面白さでした。
三組のカップルの誤解もとけ、事件も解決となりますが、「浮気じゃなかったのね」と若干がっかりする灰原哀も面白いものです。
大岡紅葉の甘い罠
安室透の登場はありましたが、セリフ無しだったので後任の声優は明らかにされませんでした
「京都スイーツと毒薬」という原作回のお話です。
このお話のアニメ化の順番が変わった理由として安室透の声の出演の後任が決まっていなかったからだと思われます。
前もってアンケートにご参加いただきましたが、続投を切望する声も少なくなく、ちょっと複雑な思いもしました。
1位が同率で「続投」と「宮野真守」
次も同率で「神谷浩史」と「石田彰」でした。
紅葉の執事の伊織は黒田管理官も知る「元公安」の人間である事が明らかにされました。
安室透とも面識があるようです。
アニメならではの公安の動きなども楽しめた回になりました。
他に謎の老人の登場や、その老人の運転手も誰か分からないまま次回以降に持ち越しになりました。
意外に重要回であったように思います。
事件メモ（真相に触れています。知りたい人は色を反転して！）
| 伊達が遺した事件メモ | 真相 | ||
| アラン・カッセル | フランス人少年 | 誘拐される | |
| 犬飼祐二（いぬかいゆうじ） | 日本人少年 | 誘拐される | |
| ジャン・カッセル | アランの兄 | ||
| ピエール・カッセル | |||
| 鬼童捺房（きどうなつふさ） | 誘拐犯の兄貴分 | ||
| 鬼童の手下 | 誘拐犯 | ||
| 秘密基地のメッセージ | |||
| 中田由美（なかたゆみ） | 28 | 動画配信者 | 犯人 |
| 星川鏡子（ほしかわきょうこ） | 27 | 動画配信者 | |
| 月島一貴（つきしまかずき） | 30 | 動画配信者 | 被害者 |
| 花山泉太（はなやませんた） | 31 | 動画配信者 | |
| 弓場千津 | 5年前に助けた少女 | ||
| 婚活パーティ殺人事件 | |||
| 泊里安珠（とまりあんじゅ） | 30 | 被害者 | |
| 蕪木 到（かぶらぎいたる） | 32 | IT社長 | 犯人 |
| 上寺幾久（うえでらいくひさ） | 26 | 無職 | |
| 円崎源司（えんざきげんじ） | 38 | 書評家 | |
| 京都スイーツと毒薬 | |||
| 稲場玲佑（いなばれいすけ） | 39 | 脚本家 | 犯人 |
| 木俣重記（きまたしげき） | 50 | 舞台監督 | |
| 軽尾明児（かるおみょうじ） | 48 | プロデューサー | |
| 株本恭助（かぶもときょうすけ） | 52 | 演出家 | 被害者 |
| 光本兵我（こうもとひょうが） | 平次に似たアイドル | ||
| めんどうくさいトリプルコラボ | |||
| 長須篤美（ながすとくみ） | 29 | 客 | 被害者 |
| 戸谷麻央（とやまお） | 29 | 客 | |
| 九重純香（ここのえすみか） | 29 | 客 | |
| 相島泰子（あいじまやすこ） | 29 | ウエイトレス | 犯人 |
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