光る君へ~登場人物が書いた本一覧

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登場人物自身が書いた本

枕草子 清少納言

大河ドラマでは清少納言は「ききょう」という名前です。
また、「枕草子」の成り立ちは全てを失ってしまった「中宮・定子」の為に書かれ始めたという設定になっています。
ネガティブな事は笑い飛ばしています。
終始、キラキラエッセイです。
清少納言の「枕草子」は今も多くの出版社から刊行されています。
その中でも珠玉のお勧め本を紹介しておきます。

現在入手可能な中で一番古い刊行と思われます。1962年初版。
一番売れている枕草子はこちら。ガイドとしても分かりやすいです。
原文と現代語訳が対比されている完全版。上下巻

御堂関白記 藤原道長

藤原道長本人が書いた記録。
プライベートな記録なので道長本人は廃棄してほしかったのにうっかり残ってしまったいわくつきの記録です。
光る君へ~御堂関白記
本編は数千ページに及ぶので解説本がおススメです。
466ページ。

【ちょこっと紹介】
藤原道長が書き綴った日記には、朝廷の機能不全や政治的な駆け引き、ごますり上手な武家の棟梁たちとの関係、道長政権の庇護者たちの動向、そして漢詩文の隆盛といった、多岐にわたる内容が含まれています。
また、2人の妻や親王誕生、金峰山参詣、息子の出家といった個人的な出来事も詳細に記されています。これらの記述を通じて、道長の素顔が生き生きと描かれています。
道長の日記を現代語訳することで、読者は平安時代の貴族社会や文化、政治の実情をより理解しやすくなります。

道長本人が書いた日記

小右記 藤原実資

道長と同じ時代に生きた藤原実資による記録
原典は何と61巻!
とても読み切れないのでこれも解説本をお勧めします。
784ページ!

【ちょこっと紹介】
藤原実資はその博識と知恵から「賢人右府」と呼ばれる。
彼の日記には藤原道長が詠んだ有名な和歌「此の世をば我世とぞ思ふ望月の欠けたる事も無しと思へば」が収録。
63年間の記録。
現存する5463条の膨大な記事

大河ドラマでは「黒光る君」(くろびかるきみ)と呼ばれる藤原実資の日記はこちら

権記 藤原行成

【ちょこっと紹介】
行成は「権大納言」の高位にあり、書道の名手でもありました。
「権記」の由来は「権大納言の記録」の省略形だというのが一般的です。

大河ドラマではおっとりしていた行成、彼の日記には定子の廃后をせまる究極のシーンもあります

和泉式部日記

いよいよ和泉式部登場?詳細はこちら

『和泉式部日記』は、平安時代を代表する日記文学。
和泉式部と敦道親王との恋愛の詳細の記録。
約10か月にわたる恋愛の記録は、贈答歌を中心に三人称の自伝形式。
作者は和泉式部自身とする説が有力ですが、他作説も存在します。
総計147首の贈答歌。

情熱の歌人、和泉式部。彼女もまた道長の娘・彰子に仕えた人です。

この世をば 永井路子

⚠️本書は『光る君へ』の原作ではありません⚠️

『光る君へ』をさらに深く楽しむための必読書。
藤原道長の生涯を通じて、貴族社会の華やかさと権力争いの激しさを見事に描き出した長篇歴史小説。
大河ドラマとは違う視点がいっぱいあるので比較するのも面白いです。

この時代の時代小説と言えばこれ!
道長やその周辺の女性の本音は
「こうだったであろう」という妄想が非常に面白いです
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放送リスト

第1回「約束の月」 – 2024年1月7日
第2回「めぐりあい」 – 2024年1月14日
第3回「謎の男」 – 2024年1月21日
第4回「五節の舞姫」 – 2024年1月28日
第5回「告白」 – 2024年2月4日
第6回「二人の才女」 – 2024年2月11日
第7回「おかしきことこそ」 – 2024年2月18日
第8回「招かれざる者」 – 2024年2月25日
第9回「遠くの国」 – 2024年3月3日
第10回「月夜の陰謀」 – 2024年3月10日
第11回「まどう心」 – 2024年3月17日
第12回「思いの果て」 – 2024年3月24日
第13回「進むべき道」 – 2024年3月31日
第14回「星落ちてなお」 – 2024年4月7日
第15回「おごれる者たち」 – 2024年4月14日
第16回「華の影」 – 2024年4月21日
第17回「うつろい」 – 2024年4月28日
第18回「岐路」 – 2024年5月5日
第19回「放たれた矢」 – 2024年5月12日
第20回「望みの先に」 – 2024年5月19日
第21回「旅立ち」 – 2024年5月26日
第22回「越前の出会い」 – 2024年6月2日
第23回「雪の舞うころ」 – 2024年6月9日
第24回「忘れえぬ人」 – 2024年6月16日
第25回「決意」 – 2024年6月23日
第26回「いけにえの姫」 – 2024年6月30日
第27回「宿縁の命」 – 2024年7月14日
第28回「一帝二后」 – 2024年7月21日
第29回「母として」 – 2024年7月28日
第30回「つながる言の葉」 – 2024年8月4日
第31回「月の下で」- 2024年8月18日
第32回「誰がために書く」- 2024年8月25日
第33回「式部誕生」- 2024年9月1日
第34回「目覚め」-2024年9月8日
第35回「中宮の涙」-2024年9月15日

源氏物語一覧リスト

グレース
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紫式部の書いた「源氏物語」

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源氏物語・現代訳5選+コミック2選

登場人物が書いた本

グレース
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登場人物が書いた本もたくさんあります。
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キャスト一覧

主要キャスト一覧
まひろ/紫式部 (むらさきしきぶ)   吉高 由里子
藤原 道長 (ふじわらのみちなが)   柄本 佑
藤原 為時 (ふじわらのためとき)   岸谷 五朗
ちやは   国仲 涼子
藤原 惟規 (ふじわらののぶのり)   高杉 真宙
藤原 兼家 (ふじわらのかねいえ)   段田 安則
時姫 (ときひめ)   三石 琴乃
藤原 道隆 (ふじわらのみちたか)   井浦 新
藤原 道兼 (ふじわらのみちかね)   玉置 玲央
藤原 詮子 (ふじわらのあきこ)   吉田 羊
高階 貴子 (たかしなのたかこ)   板谷 由夏
ききょう/清少納言 (せいしょうなごん)   ファーストサマーウイカ
安倍 晴明 (あべのはるあきら)   ユースケ・サンタマリア
源 倫子 (みなもとのともこ)   黒木 華
源 明子 (みなもとのあきこ)   瀧内 公美
藤原 実資 (ふじわらのさねすけ)   秋山 竜次
藤原 公任 (ふじわらのきんとう)   町田 啓太
藤原 斉信 (ふじわらのただのぶ)   金田 哲
藤原 行成 (ふじわらのゆきなり)   渡辺 大知
源 俊賢 (みなもとのとしかた)   本田 大輔
源 雅信 (みなもとのまさのぶ)   益岡 徹
藤原 穆子 (ふじわらのむつこ)   石野 真子
藤原 頼忠 (ふじわらのよりただ)   橋爪 淳
藤原 宣孝 (ふじわらののぶたか)   佐々木 蔵之介
藤原 定子 (ふじわらのさだこ)   高畑 充希
藤原 彰子 (ふじわらのあきこ)   見上 愛
藤原 伊周 (ふじわらのこれちか)   三浦 翔平
円融天皇 (えんゆうてんのう)   坂東 巳之助
花山天皇 (かざんてんのう)   本郷 奏多
一条天皇 (いちじょうてんのう)   塩野 瑛久
直秀 (なおひで)   毎熊 克哉
赤染衛門 (あかぞめえもん)   凰稀 かなめ
乙丸 (おとまる)   矢部 太郎
百舌彦 (もずひこ)   本多 力
いと   信川 清順
藤原 道綱 (ふじわらのみちつな)   上地 雄輔
藤原 寧子 (ふじわらのやすこ)   財前 直見
藤原 隆家 (ふじわらのたかいえ)   竜星 涼
さわ   野村 麻純
絵師 (えし)   三遊亭 小遊三
藤原 忯子 (ふじわらのよしこ)   井上 咲楽
藤原 義懐 (ふじわらのよしちか)   高橋 光臣
三条天皇 (さんじょうてんのう)   木村 達成
藤原 顕光 (ふじわらのあきみつ)   宮川 一朗太
朱 仁聡 (ヂュレンツォン)   浩歌
周明 (ヂョウミン)   松下 洸平
藤原賢子(ふじわらのかたこ)南 沙良
あかね / 和泉式部(いずみしきぶ)泉 里香
敦康親王(あつやすしんのう)片岡千之助
双寿丸(そうじゅまる)伊藤健太郎

スタッフ一覧

脚本 : 大石静
語り : 伊東敏恵
副音声解説 : 宗方脩
タイトルバック映像 : 市耒健太郎
題字・書道指導 : 根本知
制作統括 : 内田ゆき、松園武大
プロデューサー : 大越大士、高橋優香子
広報プロデューサー : 川口俊介
演出 : 中島由貴、佐々木善春、中泉慧、黛りんたろう、原英輔、佐原裕貴 ほか
時代考証 : 倉本一宏
風俗考証 : 佐多芳彦
建築考証 : 三浦正幸
芸能考証 : 友吉鶴心
平安料理考証 : 井関脩智
所作指導 : 花柳寿楽
衣装デザイン・絵画指導 : 諫山恵実

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