【最終回・第10話】舟を編む 〜私、辞書つくります〜一冊の辞書に情熱と心血を注ぐ、作り手たちの奮闘物語。

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(10) - 舟を編む 〜私、辞書つくります〜
「大渡海」校了直前、松本先生(柴田恭兵)が入院する。すぐにまた会えると信じるみどり(池田エライザ)たちだったが、新型コロナウイルスで世界が一変。暮らしが大きく変わる中、馬締(野田洋次郎)のある問いかけが、辞書編集部に衝撃を与える。一方、客足...

(10)
初回放送日:2024年4月21日
「大渡海」校了直前、松本先生(柴田恭兵)が入院する。すぐにまた会えると信じるみどり(池田エライザ)たちだったが、新型コロナウイルスで世界が一変。暮らしが大きく変わる中、馬締(野田洋次郎)のある問いかけが、辞書編集部に衝撃を与える。一方、客足の途絶えた店で、香具矢(美村里江)もある決断をしていた。十数年の時をかけた辞書作りは、彼らに何をもたらすのか。令和の「舟を編む」の結末がここに…!

https://www.nhk.jp/p/funewoamu/ts/GZ8RQ7PNJ1/episode/te/MKLQ4WYRWX/

感動的な最終回でした。

グレース
グレース

とうとう最終回になってしまいました。
気になっている人の為、松本先生のご病気ですが、無事に復活されました。
「大渡海」の刊行を無事に見届けたうえに次のお仕事も続けていくというエンディングになりました。
良かったです。
大団円ですね。

刊行当時も大ニュースになった中型辞書
大渡海はこれくらいの企画だとイメージしやすいです

最終回の経緯

  • 松本先生の入院
  • 感染症による面会などは禁止に
  • 辞書の刊行は予定通り行われるために作業は行われる
  • 最終校了を前に感染症関係の項目を増やす作業も追加
  • みどりが考えた「恋愛」の項目を採用
  • 松本先生は入院中も言葉の大切さを確認
  • 香具矢さんの店が休業→京都へ→最終的に帰ってくる
  • 刊行のその日、リモートで松本先生はスタッフ一人一人に声をかける
  • 無事に刊行
  • 紙の辞書に反対していた社長もスタッフをねぎらう
  • 次の仕事は「大渡海」の改訂と新たなゲームの辞書の製作
  • 仕事はさらに続く
感染症のさなかに刊行された辞典
この中に「密」や「リモート」なども
緊急に追加されています
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感染症の流行に突入

松本先生は食道癌で入院する事になりました。
奇しくもコロナウィルスが感染拡大を始めた時期でした。
お見舞いもいけません。
癌も少し小さくしてから手術するので長期戦になりそうな勢いです。

辞書スタッフも心配なのは同じですが、一番メンタルに来ているのは天童君でした。
天童君は松本先生に憧れて自分も国語学者になろうと思っていたくらいです。
もしかしたら刊行前に先生が逝ってしまう事も真剣に考えていたのでしょう。
「ちょっと急いだ方が良いとかあるんですかね。少しでも早く完成するように…。」
言葉に出てしまいます。
馬締からも今まで通り急がない事を念押しされます。
でも、天童君が狼狽しているのは明らかでした。
みどりにも「てんてん、大丈夫?」と聞かれます。
明るく、それとなく聞かれたので天童君も「うん」と答えます。
遠巻きに見ていたスタッフたちもその様子を見守っています。
やはり、心配なのはみんな同じですからね。

最初は喧々諤々としていたみどりと天童君ですが、みどりも「てんてん」と呼びかけるくらい心を許していた事にちょっとほっこりするシーンでもありました。

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コロナ禍の新しい言葉たち

リモート
集団感染
クラスター
ヒト・ヒト感染
咳エチケット
不要不急
マスク
PCR検査
テレワーク
COVID-19
パンデミック

今まで重要視してこなかったコロナ禍の言葉が用例採集に加わります。
校了まであと一日となったその日に辞書の紙を作ってきたあけぼの製紙の宮本さんが辞書用の紙150トンが出来上がったという報告に来ます。

コロナ禍によく使われるようになった言葉を入れるかどうかを議論し始めます。
でも、校了まではたった一日です。
そんな中で松本先生の奥さんの千鶴子さんが松本先生の贈り物を届けに来ます。

みどりには「恋愛」の項目から「異性間」という言葉を外すべきだという事が書いてありました。
つまり、みどりが提案した「恋愛」の項目をまるまる採用するという事です。
これは第2話に詳しいです。

また、馬締にも新型コロナ感染関連の用例採集が届けられました。
更に、松本先生が病床の中で自分の病気に関係する用例採集まであったのです。
かなりの量です。

この話を聞いていたあけぼの製紙の宮本さんは知り合いの印刷所に連絡し、空いている印刷所を確保しました。
つまり一つの印刷所が増える事で校了日を伸ばすことが出来たのです。

次の世代に手渡すために校了前日に項目の追加が決定しました。

医療関係の項目も注目されるところです。
癌も「死に至る病」→「深刻な害を与える」と訂正されています。
ここで、癌も重篤な病気である事は変わりませんが、直ちに死に至る病ではなくなったということを表しています。
時代に伴う変遷や改訂が必要な事がここでも明らかにされます。

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まさかの香具矢さんが…。

松本先生の手術が成功した知らせが届きます。
校了も無事終了し、印刷開始です
その一方で馬締の奥さんの香具矢さんのお店もコロナで大打撃を受けていました。
外国のお客さんが多かった事もあり、どんどんキャンセルが増えてしまいました。
「営業時間短縮」→「ランチ開始」→「テイクアウトを始める」→「休業」
コロナ禍で多くの飲食店が経験したのと同じように香具矢さんのお店も休業になってしまいました。
休業になってしまった事で香具矢さんは京都に行く事になります。
師匠の息子を仕込むという事ですが、現実的に香具矢さんは「師匠が仕事をくれた」と解しています。
仕事をしないと家賃も払えないし、自分自身の腕が落ちる事を考えていた香具矢の決心は固いものでした。

「言葉」を大事にしてきた馬締ですが、香具矢に対してだけは「そばにいること」や「体温が感じられる距離」にこだわります。
みどりは馬締が香具矢に当てたラブレターのコピーを馬締に見せて説得します。
ですが、馬締はかたくなです。

グレース
グレース

そんな時に松本先生からの愛のあるメッセージが辞書編纂部宛てに届きます。

松本先生は自分自身の為にみんなが心配してくれたことにお詫びとお礼を言います。
入院中の副作用がある中で医師に言われた言葉で自分が経験した事がなくても、言葉によって自分の状態を伝える事が出来たというのです。

「手がしびれる」と伝えた時に医師に訪ねられたのは
・びりびりと電気が走るような感じ?
・氷水に長い時間手を浸していたような感じ?
・ゴム手袋を何枚も重ねてはめている感覚?
どれも松本先生のとっては経験のない事でしたが、
ありありとその感覚が分かったというのです。
言葉の大切さを松本先生自身が体感したのです。

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死について語る松本先生

病を得た身としてはやはり死について考えます。
もう十分に生きたはずなのに
恥ずかしながらたまらなく恐ろしくなることもあります。
そんな時こんな想像をするのです。
私の死後、あなた方が言葉を潤沢に巧みに使い
私の話をしてくれる。
その時私は確かにそこにあなた方と共にあるのです。
言葉は死者ともそしてまだ生まれていない者とさえ
つながる力を持っているのだと…。
つながるために言葉を生み出したのだと
そう思えてならないのです。
その瞬間、死への恐怖は打ちあがった後の花火の様に散り去って
消える事のない星の輝きだけが残るのです。

松本先生からのメッセージでかたくなだった馬締は香具矢の元へ向かいます。
きちんと「いってらっしゃい」と言ってハグして見送りました。

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いよいよ刊行!

刊行のその当日、辞書部の元に社長がやってきます。
「君たちの勝ち」と言って馬締とみどりと握手をします。
玄武書房の社長に就任し、死神とまで言われた社長はやっぱり本を大事に思っていたのです。
本を一番応援していた人の一人と言って過言ではなかったのです。
辞書部に来てその中の1冊の辞書を抱きしめる社長。
この時の辞書が何と「言海」なのです。
この「言海」というのは近代日本で最初に編纂された辞書だと言われます。
撮影に使われたのは現存する辞書であると思われます。
とても古い背表紙も朽ちかけている辞書です。
この古い辞書を社長が抱きしめるシーンは一気に胸が熱くなりました。
「取りに行くぞ。玄武書房の一人勝ち」社長はそう言います。

【最終回・第10話】舟を編む 〜私、辞書つくります〜一冊の辞書に情熱と心血を注ぐ、作り手たちの奮闘物語より

松本先生が一人一人に語り掛ける言葉をすべて字起ししようと思いましたが、あまり素晴らし過ぎるので概略にとどめました。
配信でも観る事が出来るので柴田恭兵さんが演じる松本先生の言葉の一つ一つを是非聴いて頂きたいです。
暖かく、優しい、言葉の一つ一つに涙の海となる事でしょう。

佐々木薫さん 灯台の明かりの様に導いてくれた
天童充君 少年の頃に出会っていた事を覚えていた。自分の後を目指してくれて嬉しかった。
西岡正志さん 橋渡しをしてくれた
荒木公平君 夢を打ち明けあけた日から人生が充実しだした。
馬締光也さん 溺れるほど言葉にのめり込んでも仲間が溺れさせない
岸辺みどりさん なんて楽しいものだったでしょう

その後の辞書部

2020年7月15日の刊行から4年経った2024年4月。
辞書部のその後が描かれます。
その時の仕事は何と「ソケブー大辞典」。
水木しげるの項目を執筆し、ブックデザイナーのハルガスミさんの起用のきっかけを作ってくれた秋野先生の口添えで始まった仕事でした。

秋野先生と水木先生の回

ヲタムちゃんとハルガスミさんの回

みどりはあけぼの製紙の宮本慎一郎さんとは今も仲が良いようです。
天童君は博士課程に進み、順調に継承がされています。

松本先生は荒木さんとふたりで継承されていく事を話します。
「これで隠居できる」と言いかけた荒木さんに
松本先生は「次はどんな辞書を作りましょうか?忙しくなりますよ。荒木君」と意気揚々です。

帰ってきた香具矢さんを馬締さんは迎えに行きます。
香具矢さんは馬締さんに初めて会った時に馬締さんが思わず言った「うひょっぐ」という言葉をかけます。

辞書部は次の辞書や改訂の為にまた忙しい日々が始まります。

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エンドクレジットの字起し

最終回のエンドカードには「大渡海」の波の模様にあった言葉が以下の様に添えられて終わりました。

言葉の海を渡る舟。
人は辞書という船に乗り、暗い海面に浮かび上がる小さな光を集める。
寂しさに打ちひしがれそうな旅の日々にも、
多くの人が長く安心して乗れる舟を…。

【最終回・第10話】舟を編む 〜私、辞書つくります〜一冊の辞書に情熱と心血を注ぐ、作り手たちの奮闘物語
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二人の継承者

「辞書を編纂していく」という作業は長い年月と多くの人の地道な作業で成り立ちます。
たった一人でもできないし、長い年月というのは人の一生くらいの長さです。
そんな中で、そういう想いを持つ人に継承していくというのはとても大事な事です。
また、簡単な事ではありません。

「舟を編む」の原作や映画、アニメでの継承は「松本先生」や「荒木さん」から馬締さんに受け継がれていました。

今回のドラマでは更に次の世代へと受け継がれていったと言っていいと思います。
馬締さんからはみどりに継承されます。
そしてさらにもう一人、松本先生から天童君に受け継がれます。

天童君は大学生のアルバイトとして参加しています。
辞書への愛は並々ならぬもので、面倒な作業を買って出るくらいのものです。
国文科の博士課程にも進んでまさに「松本先生」を目指すのです。
後継が簡単でない事を熟知している松本先生自身も神がかりなほどの奇跡であったのです。

馬締からみどりという後継者に出会った時に松本先生と荒木さんが「申し子」という言葉で表現します。
申し子の話をする詳細はこちら

もうしご【申(し)子】
(通説になった意味)ある分野で優れた能力を持つ人「テニスのーーー」
(本来の意味)神仏に祈り、授かった子

神に祈って授かった奇跡の子がみどりだったというのです。

そして、終盤の第9話で天童君が松本先生国文科の博士課程に進むことを告げます。
「松本先生みたいな日本語学者目指します」と天童君。
「私には君を授けてくれましたか」と感慨深げに松本先生はつぶやくのです。
松本先生と天童君の話はこちら

松本先生の申し子は天童君でした

ドラマならではの継承でしたが、この先も言葉はこうやって繋いでいく事がとても重要だと思いました。
原作とは時代設定や主人公まで変わってどうなるかと思った「舟を編む」ですが、私としては大好きなドラマになりました。
また、いつか地上波でも放送されて多くの人の目に留まりますように。
こういう愛のある話が多くの人の心の励みになりますように。
(2024年4月25日:追記)

BSドラマ概要(各話感想)

各話感想を書いています。
話数をクリックしてください。
サブタイトルは特にありません。

話数 概要(公式サイトの説明より) 初回放送
第1話 辞書づくりに13年かけるとは   2024年2月18日
第2話 “恋愛”の語釈をどう考える   2月25日
第3話 水木しげるは辞書に収まるか  3月3日
第4話 辞書に載せる河童の絵の謎   3月10日
第5話 「からかう」って何? 3月17日
第6話 紙の辞書は廃止? 3月24日
第7話 ブックデザイナー登場 3月31日
第8話 用例採集は100万枚以上! 4月7日
第9話 全項目チェック開始 4月14日
最終話 ついに「大渡海」刊行 4月21日

配信

用語集

用語 読み方 意味
舟を編む ふねをあむ 「辞書」を「作る」
大渡海 だいとかい 辞書のタイトル
玄武書房 げんぶしょぼう 出版社の名前
月の裏 つきのうら 馬締の妻・香具矢の小料理屋
からかう からかう 山梨の方言「手を尽くす」という意味
用例採集 ようれいさいしゅう 初めて知った言葉と意味をコレクションしていく(膨大な作業)
典型的な例 てんけいてきなれい 多くの人が納得する例(但し、時代による変遷も)
俗語表現 ぞくごひょうげん 最初は間違った表現をしていたが世間に広まって正しい表現に逆転する

キャスト変遷

グレース
グレース

原作は2011年に発表されましたが、様々なメディア展開がされています。
原作、映画、アニメでは主人公は馬締光也ですが、ドラマでは岸辺みどりに変更されています。
赤文字が主役です。

  読み方 映画
(2013年)
アニメ
(2016年)
ドラマ
(2024年)
概要
馬締 光也 まじめ みつや 松田龍平  櫻井孝宏 野田洋次郎 辞書編集部員→主任
林 香具矢 はやし かぐや  宮﨑あおい  坂本真綾 美村里江 馬締の思い人→妻
荒木 公平 あらき こうへい 小林薫 金尾哲夫 岩松了 辞書編集部ベテラン
西岡 正志 にしおか まさし  オダギリジョー  神谷浩史 向井理 宣伝広告
佐々木 薫 ささき かおる  伊佐山ひろ子  榊原良子 渡辺真起子 契約社員
タケ たけ 渡辺美佐子 谷育子 草村礼子 香具矢の祖母
岸辺 みどり きしべ みどり 黒木華 日笠陽子 池田エライザ(主役) ファッション誌→辞書編集
宮本 慎一郎 みやもと しんいちろう 宇野祥平 浅沼晋太郎 矢本悠馬 辞書用紙の開発
三好 麗美 みよし れみ 池脇千鶴  斎藤千和   西岡と交際→結婚
松本 朋佑 まつもと けいすけ 加藤剛 麦人 柴田恭兵 国語学者

BSドラマキャスト

主要キャスト

役名 役者 概要
岸辺みどり 池田エライザ(幼少期:宮崎莉里沙、矢野朔子) 主人公:読書モデル→ファッション誌編集部→辞書編集部。
馬締光也 野田洋次郎 苗字が「まじめ」なので「主任」と呼ばれる
五十嵐十三 堤真一 玄武書房の代表取締役社長に就任。死神と呼ばれる?
西岡正志 向井理 宣伝部
渡瀬凛子 伊藤歩 ファッション誌「VIVIAN」編集長→ウェブ編集長へ
荒木公平 岩松了(43年前:加治将樹) 馬締を辞書編集部にスカウトした張本人
佐々木薫 渡辺真起子 用例採集などをデータ化する契約社員。息子も辞書オタク???
天童充 前田旺志郎(8歳時:眞島煌芽) アルバイトの現役大学生。辞書に対して体育会系のノリ
松本朋佑 柴田恭兵(43年前:細田善彦) 日本語学者
宮本慎一郎 矢本悠馬 辞書の紙を制作する会社の社員
馬締香具矢 美村里江 馬締の配偶者。みどりの大家。「月の裏」の料理長。
秋野蘭太郎 勝村政信(子供時代:藤田要) 明峰文化大学 教授。水木しげるの信奉者。ヲタムちゃん。
ハルガスミツバサ 柄本時生 中身が白紙でも売れるブックデザイナー。ヲタムちゃんの友達。
松本千鶴子 鷲尾真知子 松本朋佑の妻
中村昇平 鈴木伸之 岸辺みどりの彼氏
みどりの家族  
若葉 森口瑤子 みどりの母
慎吾 二階堂智 みどりの父
萩原さつき 金澤美穂(幼少期:安田世理) みどりの姉
その他    
岸辺真帆 野呂佳代 慎吾の再婚相手、妊娠中。みどりに優しい。

ゲスト

話数 役名 役者 概要
第1話 市川真由子 木越明 みどりのファッション誌編集部時代の同僚。みどりをハブる
  松戸明日菜 中村加弥乃  
  美浜恵梨香 西野凪沙  
第2話 男性 飛田一樹 辞書部アルバイトの天童充のパートナー
第3話 タケおばさん 草村礼子 香具矢の祖母。「早雲荘」の大家。故人
  少年 村上秋峨 秋野教授の空想シーンの少年。水木しげるを図書館で調べる。
    島崎義久  
第4話 夏川実 肥後克広 辞書の挿絵画家。2年前に死去。挿絵の赤ちゃんの頭は天パ。
      (息子が天パ)
  夏川颯太 戸塚純貴(幼少期:白鳥廉) 夏川の息子。イラストレーター
  学生アルバイト 澤奈央、六車勇登、北澤響、田村魁成、上川拓郎 天童の後輩たち。アルバイトに駆り出される。ノリは体育系。国文科。
  望月寛子、羽野敦子 みどりの母の美容院の客(回想)
  市川理矩、星川祐樹 松本、荒木がいたお蕎麦屋さんに来た客
  リポーター 田中宏美 お蕎麦屋さんでつけられていたテレビに出ていたリポーター。「睡眠負債」という言葉を発する→用例採集へ
  見習い 曽根翔斗 香具矢の店の見習い
第5話 小林愛斗 阿久津将真 「うむん」が何かを調べる少年。人と関わるのが苦手。
  小林恵美 村川絵梨 愛斗の母。
  萩原杏、萩原桃 山本紗々萊、室伏凛香 みどりの姉のさつきの娘たち
  女の子 木村日鞠 愛斗に辞書を取られそうになって泣き出してしまう女の子
第6話 小堺、安田 師岡広明、古川順 辞書の紙を作る現場スタッフ。
  りょんぴー / 如月涼太郎 遠藤健慎 アイドル、読者モデル時代のみどりが付き合っていると匂わせたと誤解され炎上。(炎上したのはみどり)
  役員 中野剛、世志男、潟山セイキ 玄武書房の役員、辞書のデジタル化を推し進めようとする
  女性 兼安愛海 みどりと天童の「ジーションズ」の写真を投稿。
  飯田智明 安藤広郎 八国堂国語辞典の辞書編集者。SNSのフォロワーが10万人を超えている。
  中澤実子    
第7話 編集長 大場泰正 シニア向け雑誌・悠々楽々の編集長。紙の雑誌にこだわる
  秘書 新上貴美 五十嵐社長の秘書。
  車椅子バスケ 米田敬、齋藤尚徳、渡部創 車椅子バスケをしていた
第8話 山目満治 松田龍平 株式会社サイバーブレス システム開発部 チーフエンジニア(名刺の肩書)
      辞書のデジタル化する会社の人。映画版の馬締さんがこの役に!
  アナウンサー 住田洋 「令和」という新元号を伝えた時のアナウンサー
    伊藤海月、長野天音  
最終話 医師 西野大作 松本先生に副作用の症状を説明する
  女子高生 安達木乃、山本藍 みどりとすれ違いざまに「キャパい」と話す二人の女の子
    野上絵理、涼凪、源田愛莉那  

関係書籍等一覧

NHK公式サイト

舟を編む 〜私、辞書つくります〜
池田エライザ×野田洋次郎!辞書作りにかける情熱を描いた大ベストセラー『舟を編む』を連続ドラマ化!新入り社員・岸辺みどりの視点で、言葉の大海原を渡る冒険をお楽しみください。誰もが一度は手にしたことのあるぶ厚い本、辞書。一見淡々と言葉が敷き詰め...