内容(ドラマに準拠します)
「夢を持たない男」がいました。
その男は鍵を拾います。
でも、何の鍵かは分かりません。
色んな所で鍵穴に入れてみます。
怪しまれたりもします。
鍵の専門家に見てもらっても何の鍵か分かりません。
男は色んな所に行きます。
暇を見つけては外国にまで行って何の鍵かを調べます。
飛行機を自分で操縦してでも探します。
色んな人に出会います。
それでも、鍵は何の鍵かは分かりません。
ある日、男は気が付きます。
「夢のない男」だった自分がいつの間にか夢を持っていたことに。
ここで物語は終わります。
感想
ドラマの中でも不愛想だった主人公がだんだん笑顔になっていく所が幸せを感じます。
星新一先生のショートショートの中でも暖かな話だと思います。
今風に言えば、陰キャが積極的に外に出るようになり、いろんな人と出会う物語と言った所でしょうか?
原作
新潮文庫、「妄想銀行」に収録されています。
私は2021年のPremiumカバーを持っています。
黄色い装丁のモノですが、定番バージョンの装丁もかわいらしいです。
内部リンク
著作リスト
グレース
星新一の著作はとても多く今もたくさん発行されています。
新潮文庫、角川文庫の一部をピックアップしています。
もちろん、これ以外にもたくさんあります。
新潮文庫
ボッコちゃん
ようこそ地球さん
気まぐれ指数
ほら男爵 現代の冒険
ボンボンと悪夢
悪魔のいる天国
おのぞみの結末
マイ国家
妖精配給会社
宇宙のあいさつ
午後の恐竜
白い服の男
夢魔の標的
妄想銀行
ブランコのむこうで
おせっかいな神々
にぎやかな部屋
ひとにぎりの未来
だれかさんの悪夢
未来いそっぷ
さまざまな迷路
かぼちゃの馬車
できそこない博物館
エヌ氏の遊園地
盗賊会社
ノックの音が
夜のかくれんぼ
おみそれ社会
たくさんのタブー
なりそこない王子
どこかの事件
安全のカード
ご依頼の件
ありふれた手法
凶夢など30
どんぐり民話館
これからの出来事
つねならぬ話
天国からの道
ふしぎな夢
つぎはぎプラネット
進化した猿たち
角川文庫
きまぐれロボット
星 新一/角川書店装丁室 KADOKAWA 2006年01月25日頃
ちぐはぐな部品
星 新一/片山 若子/角川書店装丁室 都甲玲子 KADOKAWA 2006年06月24日頃
宇宙の声
星 新一/片山 若子/角川書店装丁室 都甲玲子 KADOKAWA 2006年06月24日頃
地球から来た男
星 新一 KADOKAWA 2007年06月23日頃
おかしな先祖
星 新一 KADOKAWA 2008年01月25日頃
ごたごた気流
星 新一 KADOKAWA 2007年09月22日頃
竹取物語
星 新一 KADOKAWA 2008年07月25日頃
声の網
星 新一/角川書店装丁室 KADOKAWA 2006年01月25日頃
城のなかの人
星 新一 KADOKAWA 2008年11月22日頃
きまぐれ星のメモ
星 新一 KADOKAWA 2012年11月22日頃
きまぐれ博物誌
星 新一 KADOKAWA 2012年12月25日頃
きまぐれ体験紀行
星 新一 KADOKAWA 2019年01月24日頃
きまぐれエトセトラ
星 新一 KADOKAWA 2019年11月21日
あれこれ好奇心
星 新一 KADOKAWA 2020年01月23日
きまぐれ学問所
星 新一 KADOKAWA 2020年04月24日
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