べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺・第19話「鱗(うろこ)の置き土産」

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春町再登場。
鱗形屋のラブリンとうとう退場か?

(19)鱗(うろこ)の置き土産 | 大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」
【NHK】鱗形屋(片岡愛之助)のお抱え作家・恋川春町(岡山天音)は、鶴屋(風間俊介)で書くことが決まった。同じ頃、蔦重(横浜流星)も春町の獲得に狙いを定め、作戦を練る…

(19)鱗(うろこ)の置き土産
初回放送日:2025年5月18日
鱗形屋(片岡愛之助)のお抱え作家・恋川春町(岡山天音)は、鶴屋(風間俊介)で書くことが決まった。同じ頃、蔦重(横浜流星)も春町の獲得に狙いを定め、作戦を練る…

複雑に絡む愛と権力、そして風刺と芸の世界へ――物語が動き出す!

今週の大河ドラマ、まさに見応え満点の回でした。

上様の寵愛が他の女性に移るというだけで、毒を煽る…その背景にあるのは「寵愛=命綱」という時代の非情さ。毒を煽ったのが「狂言」だったとはいえ、実際に毒を口にしていたというのが恐ろしい。死なない程度に…という配慮(?)がかえって闇を深くしています。

寵愛が政治を左右する時代

上様の寵愛を失うということは、ただ個人の問題にとどまらず、関係者すべての命運に関わる。この時代の政治の不安定さを象徴するような描写にゾッとしました。上様の愛が「権力の源泉」として機能しているのです。

芸の世界と政治の裏側の対比

政治のドロドロを見せられる中、蔦重がいる吉原の世界の「忘八」の方がむしろ清々しく見えてしまうのが皮肉です。

そして、歌麿こと「唐丸」が絵師として物語に本格的に関わってきそうな雰囲気にワクワク。キャラクターとしての厚みと時代背景が絶妙にリンクしてきました。

鱗形屋(愛之助さん)に注目集まる

「鱗形屋」と言えばラブリンこと愛之助さん。いよいよ退場…?と噂されつつも、蔦重との深い関係性が描かれ、「版木」というお宝を託すシーンにはじんわり。火災で失われやすい木製の版木は、当時とても貴重なものであり、「絆」を象徴するアイテムとして機能していました。

春町先生と「100年先の髷(まげ)」

春町先生の登場は久しぶり。義理堅く、かつて蔦重の依頼を断った過去がある人物ですが、今回、未来的な髷のアイディアに心揺さぶられてついに依頼を受けるという流れが胸熱でした。

100年先の「ギャグマンガ風の髷」という発想も、江戸と現代を結ぶ脚本の妙。過去の芸能と未来への想像が交差する場面に、制作陣の遊び心と深みを感じました。

上様の本質が見えた回

何より驚きだったのは、上様の「有能さ」が一気に表に出たこと。これまで愚鈍に見せていたのは仮面であり、実子か否かという跡継ぎ問題が国の命運を左右することを見抜き、冷静に対処する姿はまさに統治者の風格。そこに参謀たちの支えがあったことも忘れず、信頼関係も描かれていたのが印象的でした。

風刺とエンタメが時代を超える

今回、改めて感じたのは「風刺」や「エンタメ」の力。蔦重が企てる出版の中に、現代にも通じる鋭い風刺が込められ、当時の庶民がどれだけ文化に飢えていたか、そして笑いや風刺がどれほど必要とされていたかが伝わってきました。

今後の展開が楽しみすぎる!

唐丸と歌麿が別人でありながら似ているという設定や、平賀源内の再登場の伏線、かをりの想い、そしてモブからレギュラーになった「平沢様(まあ先生)」の活躍まで、群像劇としての面白さがぐんぐん深まっています。

そして…ラブリン、再登場はあるのか?!

この作品は、「戦」がない時代の武士たちの苦悩や、文化・芸能を支えた人々の奮闘を丁寧に描いており、毎回違った角度から時代の深層に迫ってくれるのが魅力です。

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次回も見逃せません!また更新しますので、ぜひお楽しみに。

おまけ~放送後のアンケート結果

放送後のアンケート結果です。
ご投票いただいた皆様、ありがとうございました。

鱗形屋のラブリンが退場する事になりましたが、病気でも亡くなったわけでもなくて蔦重にバトンを受け渡すという形で良かったなと思います。

1位:ラブリン、退場、宝物の版木を蔦重に託す
2位:春町、100年先の髷に心揺さぶられる
3位:歌麿、普通に仕事を始める
3位(同率):上様、暗愚ではなくて名君だった!

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各話リスト

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今までのお話の感想を書いています。
たまに蘊蓄うんちくも追加しています。
よろしかったらどうぞ。

第1話「ありがた山の寒がらす」
第2話「吉原細見『嗚呼(ああ)御江戸」
第3話「千客万来『一目千本』」
第4話「『雛形若菜』の甘い罠」
第5話「蔦(つた)に唐丸因果の蔓(つる)」
第6話「鱗(うろこ)剥がれた『節用集』」
第7話「好機到来『籬(まがき)の花』」
第8話「逆襲の『金々先生』」
第9話「玉菊燈籠恋の地獄」
第10話「『青楼美人』の見る夢は」
第11話「富本、仁義の馬面」
第12話「俄(にわか)なる『明月余情』」
第13話「お江戸揺るがす座頭金」
第14話「蔦重瀬川夫婦道中」
第15話「死を呼ぶ手袋」
第16話「さらば源内、見立は蓬莱(ほうらい)」
第17話~乱れ咲き往来の桜
第18話「歌麿よ、見徳(みるがとく)は一炊夢(いっすいのゆめ)」
第19話「鱗(うろこ)の置き土産」
第20話「寝惚(ぼ)けて候」
第21話「蝦夷桜上野屁音(えぞのさくらうえののへおと)」
第22話「小生、酒上不埒(さけのうえのふらち)にて」
第23話「我こそは江戸一利者(えどいちのききもの)なり」
第24話・げにつれなきは日本橋
第25話・灰の雨降る日本橋
第26話・三人の女
第27話・願わくば花の下にて春死なん
第28話・佐野世直大明神
第29話・江戸生蔦屋仇討(えどうまれつたやのあだうち)
第30話・人まね歌麿
第31話・我が名は天
第32話・新之助の義
第33話・打壊演太女功徳(うちこわしえんためのくどく)
第34話・ありがた山とかたじけ茄子(なすび)
第35話・間違凧文武二道(まちがいだこぶんぶのふたみち)
第36話・鸚鵡(おうむ)のけりは鴨(かも)
第37話・地獄に京伝
第38話・地本問屋仲間事之始
第39話・白河の清きに住みかね身上半減(しんしょうはんげん)
第40話・尽きせぬは欲の泉
第41話・歌麿筆美人大首絵
第42話・招かれざる客
第43話・裏切りの恋歌

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ドンドン追記していきます。
私も精読中。
また、感想の方も上げて行きますのでお楽しみに!

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