
前回の第3話の後編となった今回。
トラックドライバーの過重労働で起こった事故だと決着しそうでしたが、思わぬ方向に向かっていきます。
タイトルの「伝説の反逆児」は日和見裁判官だと思われていた飄々としていた遠藤憲一さん演ずる門倉裁判官のことでした!
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最高検察庁・次席検事とは?

オープニングで主人公の安堂裁判官と話して男性は副音声で「最高検察庁・次席検事」と紹介されます。
それに主人公の父です。
苗字が違うので何か訳ありな感じがしますが、まずこの難しい役職は何であるか考えてみましょう。
検察組織の中でも、頂点クラスの超エリートポジション
検察組織における役職の位置づけ
| 順位 | 役職名 | 立ち位置・役割 |
|---|---|---|
| 1 | 検事総長 | 日本の検察組織のトップ |
| 2 | 次席検事 | 検事総長を補佐する事実上のNo.2 |
| 3 | 高等検察庁・検事長 | 全国8ブロックの検察トップ |
| 4 | 地方検察庁・検事正 | 各地検の責任者 |

何と!主人公の父は検察組織の中で2番目に偉い人だったのです。
裁判官・検事・弁護士の違い
| 立場 | 主な役割 |
|---|---|
| 裁判官 | 法律と証拠に基づき、有罪・無罪・判決内容を決定 |
| 検事 | 捜査・証拠収集・起訴・有罪立証 |
| 弁護士 | 依頼人の主張・弁護・権利擁護 |

基本的なおさらいになりますが、裁判官・検事・弁護士がいて裁判そのものはスタートします。
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裁判官の処理件数とは?

裁判官は処理件数が多いと高く評価される傾向がある。
実際の裁判は書面のやり取りだけで終わる事も多い。
処理件数が低いということが途中で問題になっています。
裁判官は人数も時間も限られている中でどんどんさばいていかなければならないからです。
裁判と言うとドラマのように公判で意見陳述ややりとりがあるように思いますが、実際は書面のやり取りだけと言うのが一般的です。
毎回、ドラマのような裁判形式だととても間に合いません。
ニュースになるような裁判ならドラマのようなやり取りもありますが、それ以外はとても形式的です。
従って、今回のようにじっくり一件一件の時間が長いと裁判官としての評価が低い事はままあるのです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 定義 | 1人の裁判官が、一定期間に担当・処理する事件の数 |
| 件数目安 | 地裁で年間200〜300件超になることも |
「家庭裁判所」と「家庭栽培」をミックスした「家栽」となっているのが面白い点です。
映像化も何度もされています。
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感想
伝説の反逆児は、門倉裁判官でした。
驚きなのは、国に対する裁判で「国を敗訴」させた裁判官だったという点です。
もちろん、三権分立のため、裁判官の判決を国が直接覆すことはありませんが、人事権は国が握っています。
そのため、裁判官としての出世街道は絶望的となり、現在は支部回りになっているということでした。

裁判官の出世とは、最高裁判所判事になること、あるいは高等裁判所の判事になることです。
人権派弁護士として知られる山本未來さん演じる穂積弁護士は、事故を起こしてしまったトラックドライバーの娘の弁護を担当します。
穂積弁護士は、かつて伝説の反逆児だった門倉裁判官に憧れ、目標としてきたことを吐露します。
今回、トラックドライバーが起こしてしまった事故は、物流業界の問題点を浮き彫りにしました。
人員不足、無理な労働。
違法な過積載をしてでも仕事をこなさなければならなかったという、システム上の問題です。
この問題は、国や政治も巻き込んでいきます。
思わず大ごとになってしまった今回の裁判。
国からの圧力、裁判官としての上からの圧力を感じるなか、伝説の反逆児は本来の問題点に真っ直ぐ向き合います。
門倉裁判官が下した判決は、自身の定年後の立場を揺るがしかねないものでした。
裁判は3人による合議でしたが、もちろん他の2人の裁判官も彼に同意し、結審することになります。

あと、2年で定年の門倉裁判官。
安穏にやりすごすこともできたのでしょうが、彼の心の正義感がそうはさせなかったお話でした。
孫にも恵まれていますが、支部周りの為に一緒に暮らすことは出来ていません。
この後どうなるでしょうか?楽しみです。
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📅放送一覧(全8回)
※配信状況は変更される可能性があります。
| 話数 | サブタイトル | 放送日 |
|---|---|---|
| 第1話 | 裁判官忌避 | 2026年1月6日 |
| 第2話 | 真実義務と誠実義務 | 2026年1月13日 |
| 第3話 | 裁判官の資質 | 2026年1月20日 |
| 第4話 | 伝説の反逆児 | 2026年1月27日 |
| 第5話 | 書証主義と人証主義 | 2026年2月3日 |
| 第6話 | ※未発表 | ※未発表 |
| 第7話 | ※未発表 | ※未発表 |
| 第8話 | ※未発表 | ※未発表 |
📺 登場人物(ドラマ版)& 役者
🧑⚖️ 主要キャスト(裁判所・法廷関係)
| 登場人物(役名) | 役者(キャスト) | 役割・備考 |
|---|---|---|
| 安堂清春(あんどう きよはる) | 松山ケンイチ | 裁判官・特例判事補(主人公) |
| 小野崎乃亜(おのざき のあ) | 鳴海唯 | 弁護士 |
| 落合知佳(おちあい ちか) | 恒松祐里 | 判事補(裁判所職員) |
| 津村綾乃(つむら あやの) | 市川実日子 | 執行官 |
| 門倉茂(かどくら しげる) | 遠藤憲一 | 部長判事(安堂の上司) |
| 八雲恭子(やくも きょうこ) | 山田真歩 | 主任書記官 |
| 荻原朝陽(おぎわら あさひ) | 葉山奨之 | 書記官 |
| 古川真司(ふるかわ しんじ) | 山崎樹範 | 検察官(検察側) |
| 結城英俊(ゆうき ひでとし) | 小木茂光 | 最高検察庁・次長検事 |
👪 周囲の人物(家族・関係者)
| 登場人物 | 役者 | 関係 |
|---|---|---|
| 安堂朋子(あんどう ともこ) | 入山法子 | 安堂清春の母 |
| 山路薫子(やまじ かおるこ) | 和久井映見 | 精神科医・安堂の診断医・支援者 |
⚖️ その他の登場人物
| 登場人物 | 役者 | 備考 |
|---|---|---|
| 穂積英子 | 山本未來 | 人権派弁護士 |
| 吉沢亜紀 | 齋藤飛鳥 | 再審を求める関係者 |
🎭 ゲスト(話ごとのゲスト出演)
第1話ゲスト
| 役名 | 役者 |
|---|---|
| 江沢卓郎 | 小林虎之介 |
| 江沢郁美 | 村上穂乃佳 |
| 迫田公子 | 木野花 |
| 茂原孝次郎 | 飯田基祐 |
| 藤山澄久 | 金井勇太 |
| 浜之上博信 | 八十田勇一 |
| 毛利弘志 | 濱津隆之 |
| 秋葉一馬 | 足立智充 |
| 他(ゴルフ参加者など) | 潟山セイキ、ミルクティ圭介 他 |
第2話ゲスト
| 役名 | 役者 |
|---|---|
| 栗田奈央 | 山時聡真 |
| 八木一喜 | 柾木玲弥 |
| 上川麻衣子 | 黒沢あすか |
| 中井戸圭一 | 眼鏡太郎 |
| 岡野義彦 | 阿部亮平 |
| 被告人(別事件) | 瀬口寛之 |
| 立ち飲み屋の店主 | 田代源起 |
第3話ゲスト
| 役名 | 役者 |
|---|---|
| 四宮絵里 | 伊東蒼 |
| 佐久間義之 | 清水伸 |
| 八御見幸雄 | 川瀬陽太 |
| 富樫和人 | 森岡龍 |
| 鳴子貴久 | 安井順平 |
| 加賀美雄一郎 | 長谷川朝晴 |
第4話ゲスト
| 役名 | 役者 |
|---|---|
| 吉沢亜紀 | 齋藤飛鳥 |
📚原作リンク
| タイトル | 主要テーマ | 電子書籍 |
|---|---|---|
| テミスの不確かな法廷 | 発達障害を抱える裁判官の成長と人間ドラマ | あり |
| テミスの不確かな法廷 再審の証人 | 冤罪再審裁判と衝撃の展開 | あり |

