風の谷のナウシカ主題歌は本編では流れなかった!

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風の谷のナウシカ主題歌は本編では流れなかった!

グレース
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本編で歌入りの主題歌が流れなかったのでがっかりした少数派です(笑)

ナウシカがバズっていて、今度は何かと思ったら「風の谷のナウシカ」本編でテーマソングは流れたか否か?と言う事でした。

明言しておきます。
「風の谷のナウシカ」本編で安田成美による歌入りの主題歌は流れていません。

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本編で流れたと勘違いしている考えられる理由

当時の映画館は今のようなシネコンと違って自由席で一度入場したらその日の内なら何度でも観る事が出来るのが通常でした。
ですから、私も劇場内で2回観た記憶があります。
その休憩時間や幕間と言われる時間に音楽が流れる事がありました。
また、映画館ロビーで有線やラジオが流れる事がありました。
当時の映画館ロビーも今のようにオシャレな感じではなくて「受付」と言った感じでした。
「有線」と言うのも映画館やお店が契約している回線でリクエストされた音楽を聴くと言うシステムの事です。
今もUSENという会社ですが、残っています。
ここでアニメチャンネルに合わせていると映画館で流れる事もあったと思います。

ナウシカ本編を観に行った時に上映後の時間やロビーで待っている間に流れたと言う事はあったと思います。
それが小さい時のおぼろげな記憶だったとしたら「本編で流れた」と勘違いしている人がいるのもあり得る話だと思います。

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イメージソング、テーマソングとしての位置づけ

「風の谷のナウシカ」の歌入りテーマソングはとてもいい歌です。
聞きなれた歌ですが、いかんせん「お上手ではない」のです。
当時のナウシカガールも「最初から決まっていた」とか「やらせ」だとか散々叩かれていたのです。
ナウシカのイメージとはとても重ならないイメージガール。
歌も上手ではない。

面白いのはナウシカ本編で「歌入り」がない訳ではなかったのです。
「ランランララランランラン」と言えば分かりますでしょうか?
「ナウシカ・レクイエム」とか「王蟲との交流」とタイトルされる曲でこの歌を歌っているのは作曲家の久石譲さんの4歳の娘さんです。
後に「麻衣」として歌手デビューされます。
曲の題名が複数あるのは久石譲さんがアレンジを施して別のアルバムに収録しているからです。
「風の谷のナウシカ」は徳間書店が社運をかけて取り組んだプロジェクトなのでイメージアルバムやサウンドトラックがたくさん出ました。
(アルバムというのはLPレコードの事を指すことが多かったです)
私自身もナウシカのアルバムは複数所有していました。
「イメージアルバム」「サウンドトラック」「オーケストラバージョン」覚えているだけでもこれだけあります。
この中で「ランランララランランラン」もあったのですが、安田成美の主題歌はどのアルバムにも収録されていませんでした。
つまり、徹底して「イメージソング」だったのです。
ジブリ作品には歌入りのエンディングも多いのでナウシカには入っていません。
玄人堅気のプロ意識が強い宮崎駿は本編にこの歌入りが入る事を許さなかったと言うが本当の所のような気がします。

のちに「天空の城ラピュタ」や「魔女の宅急便」で歌入りの主題歌が流れた時はその時の方が私はびっくりしました。
宮崎駿は「歌入り」は本編に入れないと思っていたからです。

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本編扱いではなかった事で…散財

「風の谷のナウシカ」の楽曲、歌はとてもいいものです。
私も大好きです。
何度も聞いていると歌い手の問題もどうでも良いくらいになります。

ですが、当時、どうしてもこの曲が欲しかった私はシングルレコード(EP)を別に購入することになります。
既にサントラやイメージアルバムを複数所有しているのを知っている親にはどれだけ言われたか分かりません。
子供だった私は親におねだりするしかなく、結局「擦り切れるまで聞く」ことを条件に買ってもらったのです。

まあ、そんな訳で、私の幼い日の話を交えながら、結論は本編では主題歌は流れなかったが正解です。

ただし、劇場の休憩時間やロビーなどでBGMとして掛かっていたなんてことはあったと思います。
当時は「有線」か「ラジオ」だったとは思いますけれど。

グレース
グレース

CDでもデータでもなくレコードだった時代の思い出です。