豪華客船編
MISSION:30 越境作戦
ヨルは〈いばら姫〉の任務として、豪華客船での市役所の業務を装いながら、裏組織のグレッチャー家の生き残り、オルカとその子どもを国外に逃がすため護衛することに一方、アーニャは福引でクルーズ船の旅行を引き当てる! その船は、奇しくもヨルが任務で乗る船と同じだった。大波乱のバカンスが始まる――!!
https://spy-family.net/tvseries/episodes/episode30.php
アーニャは福引で豪華客船ツアーを当てます。
この世界には日本式の抽選があるようで日本人にはおなじみの抽選ボックスの中の当たり札を取る形式になっています。
アーニャはあたりを隠してある部分を超能力で引き出して見事に抽選に当たります。
この時点でアーニャは豪華客船を当てるかどうかではなくて豪華客船で旅行に行くかどうかなんですね。
このツアーに行くためにロイドは休暇を取ります。
一応、表向きには休暇ですが、家族サービスもMISSIONなのです。
エージェント側も家族サービスというMISSIONを授けたつもりだったのですが結局は東西冷戦の火消しに巻き込まれていくロイド。
ヨルも殺し屋「いばら姫」としての密命がありました。
表向きには役所の仕事の延長でした。
でも、本当は裏組織のグレッチャー家の生き残りのオルカとその子供を国外に逃がすための護衛でした。
このヨルの護衛を受けるオルカの声が甲斐田裕子さん。
声を聞いただけで只者ではないと分かる演出は面白かったですね。
フランクリンとボンドはお留守番でフォージャー一家は豪華客船に乗ります。
MISSION:31 戦慄の豪華客船
クルーズ船に乗ったヨルは客室でオルカたちの護衛についていた。一方ヨルの上司・マシューは、オルカたちを狙う殺し屋を船内で発見。捕まえて問い質すと、大量の殺し屋たちが乗り込んでおり、それぞれが独自にオルカたちを狙っているという。その頃、ヨルが控えるオルカの部屋のドアを、何者かがノックして……。
https://spy-family.net/tvseries/episodes/episode31.php
プロの暗殺者であるヨルは護衛している部屋で誰かが来ます。
ルームサービスでしたが、頼んでいない事ですぐに戦闘態勢になるヨル。
仮面舞踏会に紛れてヨルはオルカとその子供、オルカの夫役の3人を護衛しながら船内を巡ります。
そんな中で、護衛しているオルカとその子供に寄り添っている組織の男はオルカに恋心がある事が示唆されます。
偽りの夫役として立候補したのもオルカが好きだったからだったようなのですが、これがまた頼りないのです。
組織の男なのでそれなりの裏社会を渡り歩いてきているようですが、ヨルに比べると護衛としては全然ダメなようです。
MISSION:32 誰がための任務
アーニャの機嫌を取ろうと、「楽しく愉快な父親」を目指してお土産を選ぶロイド。一方その頃、護衛任務中のヨルは、殺し屋の一人・鎖鎌使いのバーナビーと対峙していた。殺し屋たちの襲撃が激しさを増していくなか、ヨルは〈いばら姫〉として戦う理由を自問自答するのであった……。
https://spy-family.net/tvseries/episodes/episode32.php
アーニャの為に一生懸命にいい父親としてのMISSIONをこなそうとしているロイドが面白かったです。
でも、船内での不穏な動きに気が付いてロイドも人知れず休暇返上で火消し役に。
休暇中なはずなのに律義に働いているロイドが楽しいですね。それで世界平和に。ものすごいFAMILYです
MISSION:33 船上の交響曲シンフォニー/姉のハーブティー
花火大会を前に賑わうクルーズ船のデッキ。アーニャもロイドと一緒に花火を楽しんでいた。その一方で、ヨルの任務はいよいよ佳境へ。オルカたちを脱出させようとするが、殺し屋たちに囲まれてしまった!夜空に綺麗な花火が打ち上がる中、ヨルは殺し屋たちとの死闘で鮮血を飛び散らせる!!
https://spy-family.net/tvseries/episodes/episode33.php
ヨルはほとんど一人で殺し屋たちを殺していきます。
ものすごい体力です。
この間に、自分が傷だらけになった時のロイドとアーニャへの言い訳を考えているくらい余裕です。
ヨルの上司の部長の参戦でちょっとは楽になってきますが、それでも後始末をしながらの殺人です。
MISSION:34未来を繋ぐ手
ロイドは保安局員たちの動きから、船内に爆弾が仕掛けられていることを知る。急いでアーニャを託児所に預け、元軍人に変装して爆弾処理へ。そしてアーニャもまた、ヨルを助けようと託児所を抜け出していた。駆け付けた通路でヨルが落とした武器を見つけたアーニャは、武器を甲板へと放ち――!
https://spy-family.net/tvseries/episodes/episode34.php
ロイドは休暇中なのに爆弾処理をマジメにこなし、アーニャは殺し屋を殺しているヨルに武器を届けます。
これが全く届かないものの、たまたまヨルはその武器を拾う事になり九死に一生を得ます。
見事なファミリーの連係プレイで平和は保たれたようです(多分?)
MISSION:35 リゾートを満喫せよ/休暇自慢
殺し屋の襲撃と爆弾騒動から一夜明け、クルーズ船はリゾート島に到着。ロイドとアーニャはヨルと合流して、家族一緒にバカンスを楽しむ!アスレチック、乗馬、シュノーケリングなど、数々のアクティビティを満喫してアーニャもすっかりご満悦!そんなアーニャの笑顔を見て、ヨルはこの平和を噛みしめるのであった。
https://spy-family.net/tvseries/episodes/episode35.php
豪華客船編の最後の話です。
目的地のリゾート島には家族が楽しめるエンタメがたくさんありました。
それを普通に楽しむ普通の家族にしか見えないフォージャー家。
何となく、こういう家族が本当の家族になったら良いなというのは多くの人が思ったに違いありません。
家に帰って涙ながら迎える犬のボンド。
フランクリンは留守番させられたことにロイドに文句を言っている様子でした。
学校に行ったアーニャ。
豪華客船で旅行してきたのでマウント出来ると思っていたのに周りの子たちはもっとすごかったのです。
だって、国のトップの権力者や大金持ちの子息令嬢たちですからね。
結局は大袈裟に言うしかなくなったアーニャ。
最後には「タコ星人」と会ったとか言い出しました。
さすがにものすごい嘘だったので、周りの子供たちから憐憫の目で見られるほどでした。
家に帰ってからもロイドからですら「嘘はいけない」と言われる始末。
でも、アーニャもダミアンと仲良くなるMISSIONをこなそうとしただけの話だったのです。
その大袈裟なウソのおかげでダミアンの気を引くのに成功したんじゃないかと思うのは私の勝手な想像です。
感想
東西冷戦時には大げさではなくてこういう裏舞台があったのではと思います。
スパイが暗躍して戦争をしないで済む方法や国同士の駆け引きがあったのでしょうね。
この話の良い所は、少しでも平和的に解決する方向に向かっている事です。
ヨルは人を殺しまくっていますが、それも依頼されて相手が悪人であるという事が前提なのでそれでいい訳が出来るのかなと思います。
出来たら、ヨルにもこれ以上殺人は犯してほしくはないですけれどね。