鬼滅の刃～柱稽古編～第七話～岩柱・悲鳴嶼行冥

原作情報はこちら

グレース

鬼滅の刃~柱稽古編はコミックで15巻、16巻のアニメ化になります。

無料お試しページ増量中。詳しくはリンクをチェック！

鬼滅の刃 15

posted with ヨメレバ

吾峠呼世晴集英社 2019年04月04日

posted with ヨメレバ

吾峠呼世晴集英社 2019年07月04日

楽天ブックス

Amazon

紀伊國屋書店

鬼滅の刃・柱稽古編
Blu-rayの詳細はこちら

鬼滅の刃・柱稽古編
DVDの詳細はこちら

チュン太郎登場

善逸の鎹雀かすがいすずめのチュン太郎が手紙をもってやってきます。
他の隊士たちは使いの鳥はカラスですが、善逸だけがスズメです。
何か法則があるわけではないそうなのですが、スズメというのがとても可愛らしいです。
チュン太郎というのも愛称で本名は「うこぎ」です。
＊うこぎは植物の名前です。
チュン太郎は自分が持ってきた手紙をすぐに善逸に読むようにせっつきます。
この理由はネタバレとして後に書きます。
先に読みたい人はこちらをどうぞ。

＼無料体験あり。期間限定／

岩柱・悲鳴嶼行冥の過去

炭治郎の訓練が終わった後に岩柱・悲鳴嶼行冥は自分の過去を話しだします。
岩柱は柱になる前に身寄りのない子供たちの面倒を観ていました。
自分自身も貧しく、すでに視力を失っていた悲鳴嶼行冥に子供たちも気遣いながら暮らしていました。

でも、この経験が「子供は嘘をつく」という概念を持つ事になります。
とても繊細で涙もろい岩柱・悲鳴嶼行冥ですが、この子供たちの面倒を見ていた時に
ひとり言いつけを守らなかった子供のせいでそこにいた全員が鬼に襲われてしまいます。
（この子供は後に善逸とも関係する事が分かります。詳細はこちら）

子供たちを必死で守ろうとするも子供たちは目の見えない悲鳴嶼行冥が鬼から守れるとは到底思えなかったのでしょう。
次々と悲鳴嶼行冥の元から離れ、その瞬間に鬼に襲われて命を落としてしまいます。
ただ一人、腰を抜かして動けなかった女の子の沙代だけが生き延びます。
その沙代を守るために素手で鬼を打ち負かした悲鳴嶼行冥。
夜明けになって警察たちが来た時に沙代は
「あの人は化け物。みんなあの人が…みんな殺した」
そう告げたのです。

無理もありません。
4歳の沙代は混乱していたのでしょう。
おまけに「あの人」と言っても駆けつけた人たちにすれば、そこにいるのは悲鳴嶼行冥だけです。
子供たちの亡きがらだけで、鬼は朝日と共に死体も消えてしまったからです。
事情を知らずに観た人たちが「この男が子供たちを殺した」と思われても仕方ないのです。

ここで岩柱・悲鳴嶼行冥はお館様が助けるまで投獄されていたのです。

グレース

ですが、そんな岩柱・悲鳴嶼行冥も炭治郎の真っ直ぐで正直な言葉に救われたようです。

＼無料体験あり。期間限定／

風柱と水柱の稽古へ

岩柱の訓練も終わった炭治郎は最終訓練の水柱・冨岡義勇の元へ向かいます。
何と、風柱と水柱はガチンコ稽古の真っ最中。
今までなら、柱の動きを見切る事が出来なかった炭治郎ですが、訓練の成果もあり二人の稽古の様子を観察する事が出来るようになりました。

ここで気に入らないのは風柱です。
稽古をしながらも大嫌いな炭治郎が観ていた事が気に入りません。
炭治郎も禰豆子を殺されかけた風柱が好きではないのです。
でも、前に稽古をしたときに風柱がおはぎが好きだと知った炭治郎。
「おはぎの取り合いですか？」と風柱に言った事でガチギレされてしまいます。

そして、風柱はその場を去り、次の稽古である寺に向かいます。
いつもなら蛇柱、霞柱との柱同士の稽古ですが、この時には二人とも留守でした。

しかし、そこで風柱は「上弦の肆」の鳴女の眼玉を捕まえます。
鬼舞辻無惨に場所を突き止められたことを悟ります。

＼無料体験あり。期間限定／

鬼舞辻無惨、お館様の元へ

とうとう鬼舞辻無惨はお館様の元へ現れます。
お館様はもう体も動かず、目も見えない状態でしたが、その床から鬼舞辻無惨を笑顔で迎えます。
「やあ、来たのかい？
初めましてだね。鬼舞辻無惨。」

チュン太郎の手紙

グレース

チュン太郎の持ってきた手紙は善逸にとってとても重大なものでした。
ネタバレを含みますので詳しく知りたい人だけクリックをどうぞ

重大なネタバレを含みます
自己責任でどうぞ

チュン太郎からの手紙は善逸の師匠・桑島慈悟郎（くわじまじごろう）の死の知らせでした。
実は善逸の兄弟子の獪岳（かいがく）が隊士であるにもかかわらず、命欲しさに「鬼」になってしまったのです。
獪岳は岩柱・悲鳴嶼行冥がかつて子供たちの世話をしていた時に言いつけを守らずに裏切って鬼を呼び寄せた張本人でもありました。
この卑怯な獪岳は岩柱・悲鳴嶼行冥を裏切った後に自分を助けてくれ、隊士として育ててくれた桑島慈悟郎でさえも裏切ったのです。

桑島慈悟郎は元柱で「鳴柱」として活躍した後に引退して隊士たちを育成する「育手」になりましたが、自分が育成した隊士が鬼になってしまった責任を取るために自決したのです。
この自決は育手としての責任を取るという意味で「介錯無し」で死んだとされ、壮絶な最期であった事が伺えます。
善逸が真剣な面持ちでチュン太郎からの手紙を読んでいたのにはこういう訳があったのです。

＼無料体験あり。期間限定／