名探偵コナン　消えた男の夢

消えた男の夢

コナン。
アニメオリジナル。
カオス回。

犯人よりも被害者の妻の方が恐ろしかった。
エンディングの後に妻の本音が「10憶円…。私は億万長者よ」と演出も最凶で大笑いをするシーンが一番恐ろしかったです。
ですが、毛利小五郎探偵とコナンの迷探偵コンビはその10億円は妻には手に入らずに死んだ夫がアクアリウム（水族館）を作るのに使ってしまったから1円も入らないだろうと言って終わります。

グレース

怖いです。
カオス回です。

あらすじの詳細を書いておきます。

夫が3日前から行方不明だという女性。
毛利探偵事務所に依頼をします。
警察も相手にしてくれないとか…。

ですが、その男性は殺されていました。
10億円の宝くじに当たっていた男性は「自分の夢」を叶えます。
海が好きでダイビングが好きな男性は自分の水族館を作っていたのです。
そして、その水槽の中で亡くなっていたのです。

犯人は男性の同僚でした。
10億円が当たったと言う事を知っていた犯人はお金目当てで殺してしまったのです。

感想

10億円の宝くじが当たったから会社を辞めて自分の夢を叶えた男性はまさにその「お金」の所為で自分の命を奪われ、妻にさえ、惜しまれる事はなかったのです。
ただし、10億円は男性の夢を叶えるために全部使ってしまったので奥さんの手元にお金が入ることはなさそうです。
自分で制御できないお金を手にしてしまうと色んなひずみが出てしまうという何とも言えないお話でした。

嫁は毛利探偵事務所に依頼した時点で犯人のようなフラグが立っていました。
犯人ではなかったものの、嫁は男性を心から愛していたわけでもなく、ストーカーのように逐一監視を続けるような人間で小遣いも2000円しか渡していないような人間でした。
こういう生活に嫌気がさして被害者の男性は仕事をやめた事も10億円が当たった事も妻には言わなかったんでしょうね。
仕事を辞めるよりも先に離婚していれば良かったのかな？
それにしても、お金は1円も入らずに終わったので「めでたし、めでたし（？）」なのかな？
カオス回でした。

コナンと毛利探偵の迷コンビ

今回はコナンと毛利探偵以外のレギューラー陣はいません。
少年探偵団も、蘭姉ちゃんも出てきません。
いつものように毛利探偵が眠ってコナンが事件を解決しますが、妻のどす黒い所やお金の行方を何となく言い当ていたのはさすが毛利探偵と言うべきでしょう。
また、コナンもなんだかんだと毛利探偵のそういった所を評価しているようです。
事件解決後、焼き肉でも食べに行こうかと言いながらこのお話は終わります。

グレース

最後にお金の話をしていましたが、毛利探偵は不動産収入も結構あるという設定です。
探偵家業が鳴かず飛ばずで、依頼金も支払われなかったりしても、やっていけるのはこの辺の事情もありそうです。
そして、コナンはコナンの両親から養育費が払われているという設定になっています。

本日のスペック