あさりちゃんリベンジ【通算102巻】

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あさりちゃんと言う漫画を知っていますか?

「あさりちゃん」という漫画を知っていますか?
私が大好きなマンガの一つです。
子供向けの漫画で小学館の学習雑誌に長年連載されていました。

あさりちゃんのスペック

主人公のあさりちゃんは永遠の小学4年生。
2つ年上のタタミおねえちゃん。
パパとママ
「にょん」と不思議な鳴き方をするペット犬のうにょ
4人と1匹の家族です。

連載は30年以上に渡り、本編は100巻で一応の終わりを迎えました。

小学館の学習雑誌は1年生から6年生まで6学年分ありました。
常に全学年分描いていたわけではないのですが、それでも膨大な量となりました。

少子化によって各学年の学習雑誌が休刊、廃刊になっていく中で「とにかく100巻までは描く」ということで100巻で終了と思っていたのですが、実は通算で102巻になるのです。

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通算102巻の理由。

100巻が2014年2月28日に発売されました。
いつもと変わらない日常で終わりました。
最終回だからと言って何か変わった事があったわけではありません。
普通に始まり普通に終わる。
これが作者の先生の拘りでもあったようでした。

101巻のタイトルは「あさりちゃん5年2組」

あさりちゃんは永遠の4年生と言う設定です。
その後日談なので1学年進学して5年生と言う話になりました。
これも、日常の話であさりちゃんたちの笑顔に再会したと言う感じでした。
2016年7月22日発売です。
前巻より2年経っての発売ですが、1年しか経っていないと言う設定なのです。

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102巻は「あさりちゃんリベンジ」

2023年5月26日に発売された「あさりちゃんリベンジ」。
今回の出版された話です。
今度はまた4年生に戻ってのお話です。
前巻との間は7年経っていますが、年代は1年戻っています。

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感想と軽く内容。

あさりちゃんと仲良しで因縁の友達の「いばら」の出会いに触れる話から始まります。
いばらはお金持ちのお嬢様で気位が高いのですが、いつもあさりちゃんに足を引っ張られています。
その最初の出会いをやり直そうとタイムリープするのですが、どうあってもまた元の木阿弥になってしまいます。
あさりちゃんは、何とか良い出会いにしたいと思っていたのですが…。

もうひとつ面白かったのはあさりちゃんの担任の先生、「神田先生」です。
独身の男の先生です。
あさりちゃんにいつも独身である事を揶揄されているのですが、本人はとてもいい先生です。
その先生の恋のキューピッドになろうと奔走するあさりちゃん。
その結果は思いもよらぬものになるのですが…。
恋を実らせるために料理上手な神田先生がお弁当を作る姿には心打たれてしまいました。

グレース
グレース

それぞれの結末は皆さんが手に取ってご確認ください。

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室山まゆみ先生の秘密

室山まゆみ先生は二人姉妹の先生です。
姉の眞弓先生。
妹の真理子先生です。
二人の年齢差は2歳。
あさりちゃんとタタミちゃんと同じです。
勿論、設定のモデルはご自分の家族です。
でも、設定だけですよ。

二人で一人の名前を持つ先生。
デビュー当時の担当の方に「本名じゃなきゃダメだ!」と言われた事で本名を使ったのですが、二人連名ではなくて、雑誌に載ったら一人の名前だったと言う何ともやんわりとした理由だそうです。

「まあ、いいや!」と言う事でもう半世紀近くですか?
先生たちのおおらかさが伺えるエピソードです。

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阿佐ヶ谷姉妹に扮装?

帯の右下に注目してください。

阿佐ヶ谷姉妹?
いえ、室山先生です。

「あさりちゃんリベンジ」の帯には阿佐ヶ谷姉妹っぽい人がいます。
よく観るとこれ、室山先生です。
左が姉の眞弓先生。
右が妹の眞理子先生です。

実はNHKの阿佐ヶ谷アパートメントという番組にたまにゲストで出られる事があるのです。
本当は1度きりの予定だったのですが、複数回出られています。
今後もゲストとして出られるんじゃないだろうかと期待しています。

「月曜から夜ふかし」にもご出演

2023年7月24日放送の「月曜から夜ふかし」で室山まゆみ先生のご出演がありました・
102巻の事にも触れていたので、ちょこっと紹介したいと思います。

この番組のすごい所はちゃんと先生が二人でテロップも「室山眞弓さん」「室山眞理子さん」ときちんと漢字で出る事です。
先生のデビュー当時からずっと愛読させていただいている「あさりちゃん」ですが、作者の先生の映像を観たのは「月曜から夜ふかし」が初めてでした。
「作者ちゃん」としてコミックの中に何かと登場するお二人です。
作者ちゃんのイメージとご本人たちが一緒なので面白かったです。

そして、「月曜から夜ふかし」も再びの登場です。
前回の「あさりちゃん100巻」刊行のエピソードも少し公開されました。

今回はこの102巻についてです。
タイトルは「あさりちゃんリベンジ」。
今までで一番の最高傑作だという先生方。

最高傑作と言いつつ「口幅たくって言えないけど(笑)」という先生方。
何ともかわいらしいです。

実は子供の頃の夢は「漫才師」だったそうです。
漫才と言えば関西弁だというイメージだったという二人の室山先生。
お父さんが大阪に転勤になるかもしれないという話があったそうで「夢がかなう!」と二人で喜んでいたのにお父さんの転勤の話はなくなったそうです。
このお話をされる時のシンクロ具合がとても面白いので「M-1」に出るのかとスタッフに言われるほどでした。
それがまんざらでもなさそうな室山先生。
最後に「次回の姉妹漫才もお楽しみに」とアナウンスとテロップが流れて終わります。
何と次回もあると言う事でしょか?
楽しみです。
何と「月曜から夜ふかし」もレギュラーになられるのでしょうか?(笑)

グレース
グレース

これからも室山先生のご活躍を期待しつつ…。
そんな思いの詰まった通算102巻「あさりちゃんリベンジ」をみなさんもどうぞお手元に!