進撃の巨人~ジャン・キルシュタイン

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ジャン・キルシュタイン

グレース
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アニメ完結編の後編。
最終巻、最終話の放送前に書いた記事です。
アニメでどう完結されるか分からない時点で書いています。
勝手な考察、妄想と捉えて読み進みください。

ジャン・キルシュタインはこの「進撃の巨人」の作中で、現在の私たちの感覚に近いんじゃないかと思います。
人間臭い感じがします。
そして、ジャンが一番「良い男」であったであろうと思います。

ジャンはミカサが好きである事にブレていない

ジャンはミカサがものすごく好きでした。
何かと主人公のエレンと争っていたのもミカサが好きだったからと言う事が根底にあったのでしょうね。

ジャンはとことん人間臭いです。
あの進撃の巨人の絶望的な世の中でミカサと共に将来を過ごす妄想をしたりします。
(原作32巻の冒頭部分)

このジャンの妄想に出て来るジャンの妻がミカサであるというのが多くの考察に挙がっています。
私も黒髪でジャンの子供を抱く女性がミカサであると思います。

グレース
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但し、ジャンの妄想です。

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物語の終わった後を勝手に妄想

ミカサを好きだったジャンは自分の気持ちに忠実だったのではないかと思います。

↓ここから大きくネタバレです。

「進撃の巨人」の戦いが終わったとの後日談が少しだけあります。
単行本化の後に追加された4ページがそれです。
この後日談には特にセリフはありません。
説明書きも特にありません。

ただ、この中でエレンの死後、ジャンはミカサと結婚したのだと思います。
ジャンとミカサの間に子供が生まれ、孫が生まれ、そしてミカサはエレンの下に旅立ちます。
そして、ミカサはエレンが葬られたそばに埋葬されます。

ジャンはエレンからミカサを奪ったのではなくて、エレンへの思いを持ったミカサを丸ごと引き受けたのです。
年老いたミカサがエレンの墓に花を捧げるときに支えていたのがジャンであろうかと、セリフも説明もない中で展開されます。

こういうストーリー展開を考えるときに原作者が「女性」であれば、こういう女性の気持ちを尊重された展開になる事は良くあります。
ですが、この原作者「諌山創」さんは「男性」です。
男性がこういう女性の過去の思い人を引き受けるという展開にする事はものすごく意外でした。
諌山創先生はなかなかのロマンチストです。

そして、ジャンってとことん良い男だったなと思ったのです。

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ジャンの小ネタ

ジャンは連載初期から主要人物です。

実は面白い画像があって「進撃のらいよん」というCMがあります。
これは大阪ローカル局のMBSのキャラクター「らいよんちゃん」によるパロディCMです。
当時はまだまだ「進撃の巨人」はローカル局でひっそり深夜番組として放送されていたくらいで知名度は今ほどではなかったのですが、このパロディCMで進撃の巨人を見始めた人は一人ならずいるのだと思います。
実は私もその一人です。
この「らいよんちゃん」が最初に立体起動装置で動いているのも進撃の巨人のオープニングのラストシーンをパロディ化したものです。
「らいよんちゃん≒ジャン」と考えて良いと思います。
非常にクオリティが高くて評判が良かったものです。
今も視聴可能なので見た事がない方はどうぞ。

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