スヌーピーの大好きって手をつないで歩くこと
~LOVE IS WALKING HAND IN HAND
4月23日はサン・ジョルディの日です。
この日は本を贈ると言うイベントがある日です。
本を贈ると言うのは素敵な習慣だと思うので私のお勧め本を紹介します。
スヌーピーの「大好きって手をつないで歩くこと」です。
チャールズ・M・シュルツ作
谷川俊太郎=訳
英語のタイトルは“LOVE IS WALKING HAND IN HAND”
直訳すると「愛は手をつないで歩くこと」になります。
LOVEを「愛」ではなくて「大好き」で訳している事も良い感じです。
翻訳はスヌーピーシリーズを長年訳されてきた谷川俊太郎さんによるものです。
ページをめくると右側にスヌーピーのお馴染みのキャラクターたちのイラスト。
そして、左側に「Love is~」から始まる一言メッセージがあります。
たくさんの中からお気に入りを探してみるのも良いと思います。
私の一番のお気に入りはこの本の中ほどにあります。
Love is committing yourself in wrighting
「大好きってわざわざ手紙を書くこと。」
右側には手紙を書く女の子がいます。
きっと手紙を書いている相手の事を思っての事でしょう。
少し上目使いで書いています。
この女の子もスヌーピーシリーズの女の子です。
チャーリーの幼なじみのヴァイオレットです。
お団子頭のあの子です。
あまり知らない方も多いかもしれませんね。
よろしかったらご自分の目でご確認ください。
絵本になっています。ミニサイズです。
帯の文言です。
名著、復刊。
谷川俊太郎の名訳を読まずしてSNOOPY好きとはいえない。
若い頃、アメリカ旅行中にたまたま出会った連載漫画。
まさか、40年間も訳し続けるとは思いませんでした。-谷川俊太郎
[ チャールズ・M・シュルツ ]
本はとても小さいのです。
だいたい15センチ四方の絵本です。
表紙の帯には「名著、復刊」と書いてあるので前はいつ発売されたのかと思えば、30年以上も絶版になっていたそうです。
2022年12月22日、復刊されました。
クリスマスプレゼントにもたくさん買われたのかもしれませんね。
プレゼントに最適な素敵な本ですから。
思えば、この「スヌーピー」シリーズはアメリカでの本題は「PEANUTS」と言います。
「ピーナッツ」つまり豆のピーナツの事です。
でも、日本ではスヌーピーとして多く認知されていると思います。
私もそうです。
こうなったのも「スヌーピーとゆかいな仲間たち」とされ、日本のアニメ放送も「スヌーピーとチャーリー・ブラウン」したことだと思います。
でも、意外な事に実は主人公はスヌーピーではなくてチャーリー・ブラウンなんです。
ピーナッツの主人公はスヌーピーではなくてチャーリー・ブラウンです。
また、作者のシュルツ氏自身がモデルであると生前に自身の口から言われています。
このスヌーピーシリーズは英語と日本語の対訳で本になっている事が多かったので、子供の頃から英語の勉強に使っていた人も多いのではないかと思います。
谷川俊太郎氏の翻訳は再販、重版の時に見直して何度もリライトしているそうです。
そういう点も踏まえて読み返してみると良いかもしれません。
大切な人や大好きな人。
そしてあなた自身の為にこの本をどうぞ。