スタジオジブリを変えた音

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グレース
グレース

2023年7月1日の鈴木敏夫プロデューサーのインタビューによるもののまとめです。
彼はとてもお話上手なので大袈裟な部分もあるかもしれませんが、面白いのでアップしておきます。

となりのトトロ

初めてサツキとトトロがバス停で会うシーンには最初「音」がなかったそうです。
宮崎駿監督は「音楽無し」で行く予定だったそうです。
でも鈴木敏夫プロデューサーは「えっ?」と思い、同じくジブリの両監督の一人、高畑勲監督に相談に行ったそうです。
「それは付けるべきでしょ」とアドバイスされ、そのまま音楽を作曲していた久石譲さんに音楽を依頼したのです。
本番まで宮崎駿監督には内緒でした。
それを本番で音楽を流した途端に宮崎駿監督は「良いですね~~~!」と言ってそのままGOになったそうです。

耳をすませば

主題歌の「カントリーロード」この訳詞は鈴木敏夫プロデューサーの娘さんが書かれたそうです。
その依頼をしたのは宮崎駿監督。
依頼を聞いたときの鈴木プロデューサーの娘さんの答えは「ギャラは?」だったそうです。
このカントリーロードは純粋な訳詞ではありません。
本来の訳とはかけ離れていているのですが、このカントリーロードが日本ではかなり定着してしまいました。

魔女の宅急便

魔女の宅急便の挿入歌である「ルージュの伝言」はジジがラジオをかけた時にかかる音楽です。
この時に何故、ユーミンの曲を使ったのかというと、鈴木敏夫プロデューサーが松任谷由実(ユーミン)のコンサートに行った翌日に曲決めをしたからだそうです。

風立ちぬ

風立ちぬの「ひこうき雲」も採用にはある舞台上でユーミンとの対談を鈴木敏夫プロデューサーが直接交渉したことで叶いました。

*松任谷由実さんの採用された曲は彼女が荒井由実さん時代に作曲した楽曲です。
映画の為に作られたオリジナル作品ではありませんでした。

番外編 もののけ姫

「もののけ姫」の主題歌を歌う米良美一さんも宮崎駿監督が出勤中の車の中のラジオで聞こえた来た歌声で決めたそうです。
「もののけ姫」は主題歌も映画も空前の大ヒットになりましたが、この曲に関しては映画オリジナルの曲です。

番外編2 君たちはどう生きるか

「君たちはどう生きるか」
この主題歌を担当したのは米津玄師さんです。

2023年7月14日の公開よりも前に全く情報が出なかったのですが、米津玄師さんに依頼しようと思ったのは宮崎駿監督が米津玄師さんの「パプリカ」を聞いたからだそうです。

事前情報が全くでなかったのもすごいと思いますが、これが分かってからCDの発売ランキングが1位になるなど、話題は尽きないようです。

グレース
グレース

米津玄師さんの写真集付きのCDになりますが、表紙の絵があまりに地味なので知らなかったらスルーしてしまいそうです。
ファンの皆さんには当然の事なのかな?

地球儀 (初回版 CD+写真集160P)
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