呪術廻戦~野薔薇ちゃん

呪術廻戦#43 野薔薇ちゃん…

TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト

TVアニメ『呪術廻戦』TVシリーズ第2期　7月6日から毎週木曜夜11時56分～MBS/TBS系列全国28局にて放送開始！

jujutsukaisen.jp

#43

「理非-弐-」真人と一進一退の闘いを繰り広げる虎杖だったが、一般人を利用した真人の策に苦戦する。その頃、新田の制止を振り切って戦場に舞い戻った釘崎は、真人の分身体と遭遇する。釘崎を殺し虎杖の魂を折ろうと企む真人に対し、真人の術式に警戒しながらも応戦する釘崎。攻撃の効かない真人に対し、釘崎は―。

https://jujutsukaisen.jp/episodes/43.php

深夜テレビで何気なく観ていると、「呪術廻戦」が放送していた。
以前、呪術廻戦０がテレビ放送されていた。
すごい人気の話だが、どんどん壊滅状態になっていって観始めた時にはもう訳も分からなくなっていた。

でも、私には強い味方がある！
ダ・ヴィンチで特集していた号が2冊。
私の手元にあるのだ！

ダ・ヴィンチ 2022年 02月号 [雑誌]

ダ・ヴィンチ 2023年 11月号 [雑誌]

グレース

両方ともに表紙は夏油。
櫻井君です

難しい話だ…

必死で熟読。
必死で頭に叩き込むものの、「これ、本当に今の子供が頭に入るのか？」と思うくらいの情報量と難しさがある。
この時点で既刊24巻。

「呪術」という時点ではダークファンタジーと言って良いのだろうが、全国の色んな学校の色んな立場で変わってしまう。
自分は「善」のつもりでも相手が「悪」とは限らない。
比較的「勧善懲悪」であるものの、主人公の葛藤がある事や、そのせいで仲間がどんどん死んで行ってしまう様子はやはり残酷。

テレビを観ていて驚いたのは野薔薇ちゃんが死んでしまった事だ。
(今のところ、復活がないのでなくなったという事で話を進めます)

最初のころから活躍しているほぼレギュラーの女の子だ。
田舎が嫌で東京に出てきたという事なのだが、彼女の田舎が絵に描いたような田舎。
昔の風習はあるし、よそから来た人は悪者扱い。
詮索好きでプライバシーがない。

こういった過去の思い出が野薔薇ちゃんの振り返った瞬間に殺された事で一気に具体的な過去が思い出されるという演出。
野薔薇ちゃん自身も飄々としていて少々の事は気にならない性格なのに「嫌い」だと言い切った田舎。
そんな田舎でも仲良かった人との事を思い出しながら野薔薇ちゃんは倒れた。

渋谷はもうこれ以上、壊すところはあるのかというくらい壊れていく。
野薔薇ちゃんを一撃で倒した真人は残虐非道な悪である。
だが、「真人」の設定を観ていると人間が人間を憎み恐れる想念から生まれた人型呪霊だという。
人の形をしているが人ではない。
でも、「真人」を作り出したのは、まさかの人間の心だという事だという事なのだ。

こういう深い設定に今の子供たちは何を思うのだろうと思いながらアニメを観ていた。

「愛と呪い」は紙一重

確かにそうかもしれない。

この先の話がどう展開していくかは分からないが、野薔薇ちゃん、復活してほしいと切に思います。

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