原作回です。
アニメ化に当たってのどういう演出が追加されるのかが楽しみですが、今回はかなり気合が入った回になりました。
安室透と怪盗キッドの直接対決という事で、注目度も高いですし、また2024年の劇場版・名探偵コナンの詳細が発表された時点での原作回です。
うまい具合に次の劇場版には怪盗キッドも出ます。
巡り合わせなのか、うまく合わせたのかは分かりませんが、注目度は高い回になったと思います。
美術館に来たコナン達
コナンの服装は101巻の表紙の服と同じです。
これは勿論、原作の中でも同じ服装で出て来るのですが、今までは放送される季節に合わせての服装になる事も多かったのですが、夏服のままです。(放送は12月なので冬模様)
また服のカラーリングもそのまま表紙でのカラーが採用されています。
大袈裟な演出が面白い！
序盤で急にポアロのマスターから休みをもらって美術館にやってきた安室透と榎本梓はコナン、蘭、園子と遭遇します。
安室さんは喫茶ポアロでも女の子のファンがたくさんいるようで、梓姉ちゃんは安室さんといるところを見られたくないようです。
それもそのはず、ポアロの安室さんがいると分かると周りの女の子たちがざわめき始めます。
このざわつき方がアニメの演出で強化されているような気がしました。
かなり大袈裟な感じですが、これが日常の事となると梓姉ちゃんもちょっとでも疑われたらたまったものではないのでしょうね。
怪盗キッドが予告をしたことで美術館は長蛇の列になっています。
その待ち時間にトランプマジックを披露した安室さん。
そのトリックに難癖をつけてネタ晴らしをする不愉快な人物に遭遇します。
コナンはその人物を「怪盗キッドの変装」と見抜きます。
安室さんは「本当かい？」とコナンに冷静に訪ねるものの、この時に怪盗キッドへの仕返しにスイッチが入った感じが面白かったです。
この演出が非常に大袈裟でした。
安室透の声優は古谷徹さんです。
アムロ・レイの声優さんです。
それこそ、アムロにスイッチが入った時のような声でした。
これでお鉢を食らったのが公安の風見さん。
大好きな沖野ヨーコちゃんのコンサートに行っていていよいよヨーコちゃんが登場と言う時に安室さんに呼び出されてしまいます。
推しのヨーコちゃんをもう少しで観れるところで仕事に強制的に連れ帰された風見さん。
風見さんの声優もカミーユ・ビダンの飛田展男さんです。
アムロの後のガンダムパイロットです。
この時の諦めたガッカリしたりする感じがカミーユっぽかったです。
そういう演出をしていたのかもしれませんね。
原作では安室さんは怪盗キッドを捕らえようと画策しますが、もっとクールな感じだったので、今回のアニメの演出の「熱い」感じはなかなか笑えましたね。
次郎吉おじさんの声が変わった！
鈴木園子の叔父さんの鈴木次郎吉。
怪盗キッドの現れるところ、次郎吉じっちゃんがいます。
怪盗キッドが狙う程の宝石を扱うのがだいたい鈴木財閥くらいだという事情もあると思いますが…。
次郎吉じっちゃんは「打倒キッド」に燃えています。
いつか、一矢報いようと思っています。
それも自分自身で解決したいと思っていますが、いつもコナンに手柄を取られてしまいます。
ですが、今回はコナンとは協力的です。
次郎吉じっちゃんの声の担当が変わりました。
違和感は全然なくて、SNSでバズっていたから気が付いたくらいです。
やっぱりプロの声優さんはキャラクターに上手に寄せて行きますね。
さて、キッドは誰に変装するか？
多分、原作と変わらないとは思いますが、前編ではキッドが変装したのは誰か、明らかにされませんでした。
それにしても今回のキッドの一番の被害者は誰になるんでしょうね。
アニメの演出が面白かったです。
キッドを見抜くために安室さんも風見さんも中森警部に無茶苦茶顔をつねられます。
傷跡が残るほどです。
ここまで徹底した警戒があってこその警備です。
この演出も結構大袈裟でした。
関係リンク
配信！
コミック情報
平次と和葉はとうとう両思いに？注目の【106巻】
キッド、白馬探、風の女神萩原千速が活躍する【105巻】
コナングッズ
名探偵コナン 記事 一覧
