ベルモットのスペック
コードネーム | ベルモット |
本名 | シャロン・ヴィンヤード |
友達 | 工藤有希子 |
年齢 | 40歳以上??? |
口癖 | A secret makes a woman woman. |
特技 | 変装、変声 |
天敵 | バーボン(あの方との秘密を握られている) |
宝物 | 蘭ともう一つ(新一?) |
変装の師匠 | 黒羽盗一(怪盗キッドの父) |
あの方との関係 | 娘? |
黒の組織への思い | 絶対的な忠誠心があるわけでもない? |
APTX4869 | 死亡せずに幼児化するケースを知っている |
嫌いな人 | 灰原哀、メアリー世良 |
鍵穴になった巻 | 26巻(ベルモット) 35巻(シャロン・ヴィンヤード) 78巻(赤井秀一に変装) 90巻(榎本梓に変装) |
ベルモットが登場した鍵穴一覧
本名はシャロン?クリス?
往年の大女優、シャロン・ヴィンヤードが亡くなった前で娘のクリス・ヴィンヤードが母親の棺の前で不敵に笑いながらあのセリフを言います。
A secret makes a woman woman(ア シークレット メイクス ア ウーマン ウーマン)
この時点で往年の大女優、シャロンは老けメイクもしくは変装で歳を重ねていただけで実際は20代の女性でした。
シャロンの娘、クリスと言うのはシャロンが編み出した別人です。
つまりは一人で母と娘の両方を演じ切るという離れ業をやってのけたのです。
またシャロンが死んだと言う事をオープンにする事で事実上女優としても引退、シャロンと言う人間を表向きから抹殺すると言う事にも成功しています。
そして、シャロンは黒の組織として更に暗躍していきます。
A secret makes a woman woman(ア シークレット メイクス ア ウーマン ウーマン)
ベルモット(シャロン)の口癖で決まり文句であるかのような言葉。
A secret makes a woman woman(ア シークレット メイクス ア ウーマン ウーマン)
「秘密は女を女にする」
「女は秘密を着飾って美しくなる」と、作中では訳されています。
格好を付けて話すとそれっぽくなります。
英文法としては第5文型
S(主語) | V(動詞) | O(目的語) | C(補語) |
A secret | makes | a woman | woman |
秘密は | ~にする | 女性(一人の女性) | 女性らしい |
a woman 名詞 「a」 が付くので名詞で「一人の女性」
woman 形容詞 「女らしい」「女性らしい」という意味
【参照】初期に出てきたベルモット
最初はジョディ先生がベルモットとミスリード
帝丹高校の英語教師として赴任してきたジョディ先生はジョディ・サンテミリオンという名前でした。
蘭や園子ともすぐに仲良くなりますが、日本のゲームが大好きとか言いながら正体不明でした。
金髪の白人女性と言う事でジョディ先生がベルモットではないかというミスリードがありました。
多くの読者が騙された話でした。
ジョディ先生はFBIのビューロウのジョディ・スターリングでした。
ベルモットに家族を殺された被害者だったのです。
ジョディ先生はFBIの捜査官だった!
年齢は?工藤有希子と比較
見た目よりも年齢は重ねている事がジョディにより明らかにされます。
FBIのジョディ・スターリングは幼い時に親をベルモット(シャロン)に殺されて家ごと焼かれています。
その時にベルモットに対面したジョディ。
ベルモットはジョディが子供だからと気まぐれに助けただけかもしれません。
それでも、幼いジョディはベルモットの顔を覚えていました。
ベルモットが幼いジョディに言った言葉も”A secret makes a woman woman.”でした。
また、幼い時に聞いたこの言葉とテレビで観たクリス・ヴィンヤードのセリフが同じだったことでジョディはクリスと自分の親の命を奪った人物が同じではないかと疑い始めます。
どうして年をとらないの?
「どうして年をとらないの?」FBIのビューロウとなってベルモットと対決したジョディはベルモットに銃口を向けながら訊ねます。
ベルモットは答えません。
幼い頃、20年前に出会ったベルモットと今のベルモットは変わらない事が明らかになります。
シャロンとクリスが同じ指紋である事をFBIとして突き止めています。
そしてその指紋がジョディの家を焼いたその人と同じである事も!
ベルモットとクリス(女優)の指紋が一致!
同一人物である事を突き止める!
また、同時期に活躍して交遊もあった工藤有希子がこの時点で37歳。
有希子が知り合った時点で先輩女優であったことからいくつかは年上であると思われます。
やはり実年齢は若くても40歳以上である事が考えられます。
ただ、見た目だけでなく体力も衰えていないという部分で疑問も残ります。
変装を教えたのはキッドの父親
工藤有希子とシャロン・ヴィンヤードが変装の達人となったのには理由があります。
それは黒羽盗一が教えたためでした。
黒羽盗一は怪盗キッドの父親です。
黒羽盗一は初代怪盗キッドでもありますが、マジシャンとしても有名な人物でした。今は亡くなっています。
有希子とシャロンが教わった表向きの理由は演技のためでした。
この時点で怪盗キッドの父はシャロンが老けメイクだと言う事を見抜いていなかったのかは疑問です。
積極的に黒の組織に協力しているようにも見えます。
ですから、一時は黒のボス候補として黒羽盗一も良く名前が上がりました。
(青山先生は否定されています)
黒の組織への忠誠心
コナン(新一)を銀の弾丸、シルバーブレットと呼ぶ当たりで黒の組織への完全な忠誠心があるとは言えないように思います。
銀の弾丸と言うのは狼男や吸血鬼などを退治するときに打ち込む弾丸の事で、これを打ち込めばこれらのモンスターは死ぬと言われています。
ちなみにこういうモンスターたちは刺しても殴りつけても簡単には死にません。
そんな中で「銀の弾丸」はモンスターを殺す事が出来る数少ない道具の一つと言えます。
その「銀の弾丸」であるコナン(新一)をベルモットは見逃すどころか殺さないように気を付けている節があります。
APTX4869で若返っている?
ベルモットの年を取らない理由の一つとして考えられているのが、APTX4869(アポトキシン4869)を飲んでいるのではということが良く上げられます。
若返ると言ってもこれを服用した場合は良くても幼児化してしまいます。
例えば、コナンと灰原哀であれば、元々1歳しか違わないのだから同じくらいに幼児化する理屈は分かるのですが、メアリー世良の幼児化は同じ理屈では説明できません。
メアリー世良は53歳から幼児化しています。APTX4869を飲んだ場合、死亡もしくは幼児化するのであれば、APTX4869以外の可能性があると言う事です。
また、執拗に灰原哀(シェリー)を殺そうとするのもAPTX4869以外のデータに行きつけられたら困るからかもしれません。
灰原哀を憎む理由
毛利蘭を「たった二つの宝物」というベルモット。
蘭ともう一つはコナン(新一)というのが通説です。
アメリカのニューヨークでこの二人がベルモットを助けた事があるからでした。
新一の母、工藤有希子にしても「新ちゃんはシャロンのお気に入り」という程で、シャロン(ベルモット)は新一(コナン)を殺さないと確信しています。
また一方で灰原哀に対する執念は凄まじく、ミステリートレイン編(漆黒の特急編)でも、コナンと【灰原哀を殺さない】という取引をしたにもかかわらず、それでも灰原哀を殺そうとします。
この時も手を下すのはバーボン(安室透)だから良い。
つまり、ベルモットが直接殺すのでなければコナンとの約束は破っていないという考えです。
灰原哀の研究がベルモットの秘密に辿り着くかもしれません。
ベルモットにとって灰原哀(シェリー)は油断のならない存在なのです。
この危機はコナン達により回避されます。(78巻)
78巻 漆黒の特急(ミステリートレイン)
(2012年12月18日発売)
漆黒の特急(ミステリートレイン)編。
このシリーズ中でも人気の高いエピソードです。
黒の組織からはジン、ウォッカ、ベルモット、バーボンが出てきます。
バーボンが安室透である事も明らかになります。
怪盗キッドも重要な役割を果たします。
メアリー幼児化の真相
メアリー・世良(メアリー・赤井)と灰原哀の母、宮野エレーナは姉妹です。
ベルモットがどこまでこの情報を知っているかは明らかにされていません。
一方、APTX4869で死亡せず幼児化する場合があると言う事を知っていて黒の組織には報告していないと言う事が考えられます。
APTX4869の秘密を知られては困る事情がベルモットにはあると言う事です。
この解読をする可能性が灰原哀にはあると考えているのでしょう。
灰原哀はAPTX4869を作った両親のデータから解毒剤を作る事に成功していますが、それは今の段階で完全ではありません。
この事から、残されたデータ以外の隠された情報がまだあると考えられます。
まだ灰原哀の元に届いていないデータが明らかにされた時にベルモットの外見だけでなく肉体の体力も落ちない秘密に直結するのかもしれません。
また、これは黒の組織のボス(あの方)である烏丸蓮耶の秘密にも繋がるのかもしれません。(102巻)
ベルモットの若さの秘密はAPTX4869の開発と関係があるのかもしれません。
その関係者と親族の灰原哀、宮野エレーナ、メアリー・世良がベルモットの秘密を握っているのでしょうか?
まだ真相は分かりません。
APTX4869を飲んだ場合の違いはまだ不明。
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ベルモットが出てくる近刊
声優は小山茉美さん
声優の小山茉美さんは大ベテランの声優さんです。
ベルモットが登場以来、ずっと小山茉美さんが声を充てられています。
小山茉美さんはもともと「小山まみ」と「茉美」をひらがなで「まみ」という名義で活躍されていた事もあります。
往年のファンからすると別人かと思う人もいるようですが、同一人物です。
声の張りも発声も同じです。
こういう長年変わらない声を保っている事から「ベルモットの正体は小山茉美さんでは?」というジョークネタが出て来ることもしばしばあるくらいです。
代表作には「Dr.スランプ アラレちゃん」のアラレちゃん。
「魔法のプリンセス ミンキーモモ」のモモ。
この全盛期が1980年代です。
半世紀近く活躍されている馴染みのある声優さんです。
戦国魔神ゴーショーグン 時の異邦人(エトランゼ)
同じ時期に子供の声だけでなくて「戦国魔神ゴーショーグン」のレミー島田も演じました。
このレミー島田は非常に人気が高く本来は主役ではなかったのですが、レミー島田の人気が非常に高くレミー島田が主役の劇場版が制作されるほどでした。
この作品のサブタイトルが「時の異邦人」です。
「ときのエトランゼ」と読みます。
この作品は非常に評価が高く、脚本も良かったので劇場版だけでなく小説版も良く売れていました。
私も当時のビデオや小説を何度も観て読み返した記憶があります。
レミーの強さや逞しさにとても憧れていたのですね。
考えてみれば劇場版のレミー島田は本編から40年経った世界の設定でした。
レミー自身60歳もしくは70歳という年齢でしたが、その年齢を超えて美しく復活します。
こういう設定がベルモットとちょっと似ているかもと思ってしまいました。
懐かしすぎる話なので知っている人も少ないかと思いますが、ちょっとこぼれ話でした。
名探偵コナン 100万ドルの五稜星 発売決定!
仕様情報
※予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。
★封入特典/仕様
●描きおろしイラスト仕様 三方背ケース
(レイアウト:寺岡 巌/仕上げ:楠本麻耶・井上あきこ・岡宮志帆・藤原優実/フィニッシュ:西 香代子/背景:福島孝喜・石黒みづ紀[Y.A.P. (有)石垣プロダクション]/作画監督:須藤昌朋)
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(メインイラスト、ティザーイラスト、an anイラスト[新一×キッド・平次×和葉]の他、日本初公開の中国上映用オリジナルイラストを使用)
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