有名なお話なので結末を知ってるという前提で書いていきます。
ヴォルデモートがヴォルデモーという発音だったという事が作者のローリングによって明らかにされますが、ここでは一貫してヴォルデモートで書いていきます。
久しぶりの地上波放送
2024年1月ハリーポッターシリーズの地上波放送が3作品連続で始まった。
ラインナップは
1作目の賢者の石
2作目の秘密の部屋
3作目のアズカバンの囚人
その後はハリーポッター以前の物語のファンタスティックビーストを放送する予定らしい。
賢者の石の公開は2001年。
すごいですね。
今年が2024年だから23年も経ちました。
あの頃、公開1作目で一緒に仲良く観に行った友達はどうしているかなと思います。
何となく縁が切れてしまったけれど、元気でいてくれると良いな。
もし、このブログを読んでいたら連絡ください。
(そんな事があると良いな)
時の流れははやいものです。
俳優陣には天国に旅立った人たちも多く、子供だった子役たちは大人になりました。
ダンブルドア先生もスネイプ先生ももう天国にお住まいをうつしました。
ハグリッドもかあ…。
他にもいっぱいいるけれど、まあこの辺にしておきましょう。
カットが多いのはお約束
それにしても地上波放送なのでカットが異常に多いですね。
ハリーのエンディングはとても長いのでカットされるのはお約束な部分はあるのですが、本編もかなりバッサリでした。
でも、賢者の石はみんな知っているから、まだいいとして「秘密の部屋」はこれでは話の前後は繋がらない感じがします。
初めて観た人は何処まで分かったのだろうと考えながらXでポストしていました。
まあ、私は映画館でで何度も観たし、Blu-rayも限定盤のフルセットを持っているのでいつでも全編を観る事が出来ます。
特典映像などの事も考えるとDVDかBlu-rayが良いんだろうなと思います。
配信でもすぐ観る事が出来ますが、特典映像などは配信では観る事が出来ない場合が多いようです。
特に「秘密の部屋」はヴォルデモートの最初の分霊箱の「リドルの日記」が出てきます。
この分霊箱という言い方もこの時点ではありません。
ハリーシリーズが完結される前に映画化されているので原作者は後の話をシークレットにするためにその後の話を脚本家にしか言っていない事を明かしています。
本編すべてを映画化するととても1本の映画には収まりません。
そこで、カットできるところと改変できるところを模索する必要があったのですが、原作者側の立場からして「ここはカットできない」とか「ここは改変されたら困る」という事が多々あった事が分かります。
かなりの廉価版になっています
リドルの日記は分霊箱
この分霊箱というのはヴォルデモートが自分の命を7つに切り分けて魂を分散しているという方法です。
こうする事によって7つのどれかが生き残っていればヴォルデモートは復活できるという仕組みです。
だから、その一つである「リドルの日記」はなくなったら困るものです。
でも、それをドラコの父のルシウス・マルフォイが嫌がらせの為に嫌いなウィズリー家の長女ジニーの鍋の中に「リドルの日記」を入れちゃったんですね。
ジニーは操られて酷い目に遭いますが、ヴォルデモートにすれば、そのせいで自分の魂を一つ壊されているのです。
この事実は後のストーリーに出て来ます。
作者のローリングが「秘密の部屋」は重要な話と言ったのが読者にとっても後になって分かるという仕組みになっています。
リアルタイムでこのシリーズを読んできた一人として、「秘密の部屋」がそんなに重要な話とは思いませんでした。
思いっきり、伏線が敷いている巻です。
ヴォルデモートの魂と言いましたが、「リドルの日記」は飽くまでヴォルデモートの記憶です。
学生時代、トム・リドルという少年であった事、ハグリッドに罪をかぶせていた事。
ダンブルドアはすべてを見抜いていた事などが明かされてきます。
すべてのシリーズを読んでから再読するとこの巻がいかに重要であったかが分かります。
是非この機会にお読みください。
ジニーの恋の始まり
ここでジニーの恋の始まりが演出されるのも伏線かもしれません。
ジニーはハリーの大ファンです。
ウィズリー家のたった一人の女の子であるジニーはお兄ちゃんたちにもとても可愛がられています。
憧れのハリーが自分の兄のロンと友達になったので、ハリーの話ばかりしていたのが伺えました。
最初にハリーが思わずウィズリー家にやってきたときのジニーの顔は可愛かったですね。
そんな大好きなハリーが自分を助けるために秘密の部屋を探し当てて命がけで助けてくれるのです。
もう、ジニーの心はここでハリーに一生を捧げるくらいの気持ちになっていたのかもしれませんね。
皆さんが知る通り、ハリーとジニーは結婚して3人の子供に恵まれます。
そして、彼らの次男アルバスは19年後の物語「呪いの子」の主人公として描かれます。
ちょっと小耳に挟んだ事なのですが、ハリーたちの19年後以降の後日談が映画化されるんじゃないかと言われています。
本当にそうなったら良いなと思いつつ、次のアズカバンの囚人を観たいと思います。
もちろん、ハリーも出てきます。
舞台化されています。
実はこの巻から「ヴォルデモート」ではなくて
「ヴォルデモー」と発音されるようになりました。
配信はこちら
配信ですぐ観る事が出来ます
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DVD&Blu-rayはこちら
ハリー・ポッター 全8作品
ファンタスティック・ビースト・シリーズ
ハリーが生まれる前のシリーズになります
主人公は「幻の動物とその生息地」の著者のニュート・スキャマンダーです
全5作品を制作予定です
現在3作品まで映像化されています(2024年現在)
ちなみにハリーに出て来るルーナ・ラブグッドはニュートの孫と結婚しました
1作目 魔法使いの旅
ニュート・スキャマンダーは魔法使いの世界の不思議な動物たちに詳しい人物です。
ホグワーツのハッフルパフ時代は人づきあいよりも動物と一緒にいるのが好きでした。
今で言う「コミュ障」ですね。
ですが、ニュートはイケメンでスタイルも抜群です。
とっても素敵なニュートの旅の始まりです。
特典映像にはアメリカの魔法学校の校歌を合唱する楽しいシーンも!
ビーストのぬいぐるみやトランクがニュートのレプリカになります
2作目 黒い魔法使いの誕生
若き日のダンブルドア先生が格好いいです
3作目 ダンブルドアの秘密
失った家族の事?
グリンデバルドとの関係は?
原作はこちら
ハリー・ポッター・シリーズ【本編】
文庫版の美装ケース付きはこちらです
最初の重厚なシリーズはこちらです
紙の装丁が良く発売からの年月が経っても変色していません
ハリー・ポッターと呪いの子
こちらは一部と二部を一気に読むことが出来ます
第一部
第二部
ファンタスティック・ビースト
映画の脚本の翻訳本です。
日本語版ハリー・ポッターシリーズの松岡佑子先生が翻訳されています。
原作と同じ調子で読むことが出来る隠れた人気シリーズです
主人公はニュート・スキャマンダーになります
ハリーが生まれるずっと前のお話
若き日のダンブルドア先生やマクゴナガル先生も出てきます